作家を決める
中学の美術の教科書にカラフルな作品が載っていたような
うろ覚えで検索すらできない
これだー!懐かしい
『メッツ』ジョルジュ・ルース
角度によっては平面にみえる・・・!これをすごく覚えていた。すごい!のもあるし、
これだらなんとなく文化祭でできそう!とかおもってたのを思い出す 無理だろ
好きな作品を並べてみる
「立体に平面が浮かび上がる」というのがジョルジュ・ルースの面白さと気づく。
「場所と色彩に関係性はあるのか?」
「一点の角度から像が浮かび上がるのがすごい」
などに気づく
ジョルジュらしさを抽出する
「空間に平面を浮き上がらせる作品」と解釈。
廃墟の中で作品を作ることが多い理由は建築物の死化粧であるという表現が印象深かった。なるほどなー。
資料が少ないので、三田にあった本を取り寄せる。(いつ来るんだろう)
「ある一定の角度からしか鑑賞できない」
ある考え抜かれた一点からしか像が浮かび上がらないというのが面白い!それを転換してアップデートしたい。
→「ある一瞬だけ見える」というのにロマンを感じる。
始まりがジョルジュならばいろんなとこに飛んでも結局ジョルジュに戻ってくると言われる なるほど
煮詰まったので近くの森にいく
ゼータの前の森に入る 大量に蚊に刺された
木漏れ日がきれいだなあとか、木の間でどう面をつくるか?木を軸にして編み物してみたり そこにある木に当たる光でできる影で動物が浮かんだりしたら面白いねえという話をした
自然とともにできあがる像ってロマンがあるナ!
マインドツリーで発散してみる
30分間の時間制限を設けてレッツアイデア出し
言葉を失うobi-san
「さこぽへっぽこすぎないか?これじゃしりとりじゃん」
何も考えずやってたら名詞しかでなかった。自分ごとながら悲しくなった
ryomaさんのを見てみる
obiさん「これだよこれ!形容詞とかで深めていって 自問自答を重ねてく」
私「なるほど」
深掘るということに意識的にならないとまったく本質を捉えられない 思考の筋トレだなあと思った 豊かすぎる学び
リベンジマインドツリー
一つでてきた感情や形容詞に「なぜ?」を重ねていく
「儚さ」というワードがでてきたとき「これだ!」と思った
さっきは「これだ!」感は一切なかった
深く掘るという意味が少しわかった気がする。
「消えるジョルジュ」というなんだかアゲなワードが爆誕した
obi神の多すぎる引き出しの中から「水溶性フィラメントに色をつけて雨で溶かす」それで布を染められたらなんだかおしゃれじゃない?
雨で染める布。空にできる虹じゃなくて地面にできる虹。
わーオシャだ!!fabnow史上一番ワクワクしている
本が届いた
かたちをつくる
課題図書
obi師匠がとりだした「あたらしい美学をつくる」 をよむ。「これ読んで決めよう」
カントの美学に関する部分いみわからんかったけど
形状の美しさではなく、その形ができるまでのプロセスやアルゴリズムも美なのだ という話が個人的に刺さった。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84%E7%BE%8E%E5%AD%A6%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8B-%E7%A7%8B%E5%BA%AD-%E5%8F%B2%E5%85%B8/dp/4622076020
ううーん。出ない。
・染み出して文字になったらアゲだなあ
・複数の色が混ざったら美しいな
PVAで出力する練習をする
かたちを考える前に出力できるかやってみる
フィラメントに色を塗る
途中で紫っぽくなるんかな
できたら実際水をかけてどんなシミがでるかやってみよう
1回目
フィラメントをひきずってしまい綺麗に出力されない。
extruder 210
bed 80
speed 80
2回目
extruder 212
bed 80
speed 80
フィラメントは出ているが定着していない
3回目
extruder 210
bed 80
speed 30
スピードを下げてみた。extruderは210がよさそう。途切れ途切れになる・・・。
4回目
extruder 210
bed 80
speed 40
レベリングし直す。だめかあ・・・。出力されるところとされないところがある・・・。
5回目
extruder 210
bed 80
speed 40
マステではなく両面テープを貼ってみる。でもダメだった。3Dプリンター嫌いになりそう・・・
できたぁあ
kubokiさんにベッドの調節してもらったらできた・・・・マテリアル回でも思ったけどベッドの調節むずいな・・・むずいよ・・・・出力できなかったらまずベッドを確認しよう。
意外と綺麗に色がでた!
ピンクと青をまぜてぬっておけばグラデーションで綺麗に出たかな
一晩おいて溶けるか実験する
油性ペンなので布を染めることはないだろうけども どんな感じで溶けるかみてみる。
徐々に溶けているところをみたいので上は水に当てないようにする
フィラメントをつくる
オカダヤに買い出しに行く
たまたま20%offのセール中でラッキー!店内は混雑していた。
手芸をくるったようにやっていた時期を思い出して布を買いあさりたくなる欲求を抑えて
・帆布
・キャラコ
・染料の粉末を5個
を購入。もっと色々買いたかった
植物繊維の方が染まりやすい
ということなのでキャラコ(木綿)帆布(綿)を購入。
ここで助剤として塩が必要だと知る。フィラメントに混ぜられるのか??
ペレットにする
細かく刻んだ。お米みたい。半分ずつにわける。
染料を混ぜる
5gずつ染物用の粉末を投入。とりあえず赤と青をつくる。
filastruderを使う
ありがとうございます!araiさん!
・エクストルーダーの温度があがりきったらMOTERのスイッチをONにする
意外と出てくるのに時間がかかる。
温度が達したら(結構時間かかる)moterをONにする!
出てきたと思ったらいみわからんすんごい色 サビとか前のフィラメントとかが詰まってたっぽい
プレーンのペレットで綺麗にする
徐々に綺麗になってきた
予備のペレットを持っておくことが必要。
モーターがすぐ止まる
「もう疲れた」とでもいいたいような起動 ごめん。 たぶん3時間くらい回してた 少し休憩
一旦filabotで染料をまぜる
まだら なんか硬い 出力しづらそー! 染料が多すぎた?
というかfilabot挟まず直filastruderでいけないかなあ 結構時間かかる やってみよう
実際にフィラメントを置いて水を掛ける
かたちがきまらない!と焦っていたら「現象をつくるんだ」と言われなるほどなるほど!
お〜綺麗だ!やっぱりシミは制御できなさそうなので文字とかは厳しいかなあ
やっぱり動かないので
中のファンのON・OFFを押してみる
断熱材を剥がしてみる
エクストルーダーの温度下げる
などやってみる
ああでてきた
おはよう〜! 何が悪いかわかんなかったけど・・モーターに負荷かけすぎていた?
手動で巻き取る
果てしない作業
ペレットについた染料をできるだけ減らす
青をfilabotで出した時、染料が多すぎて固めになり、ぷりんたーで出力しづらそうだったのでこの時点で減らしておく。 プラのカップに穴を開けて簡易こしざるつくった
唐揚げ作るときの「小麦粉をまぶす」程度の染料でよい
3時間たった できた
想像以上に大量のフィラメント でも紅っぽくてなんだかよい!
ここで力尽きる。出力までやりたかった・・・
こんな色をつくりたい
青・赤を同じ量まぜた水にティッシュをつけた。
この色が布の上でできたらいいな
青も作る
やはり染料がおおくてパキパキとしてしまった。柔軟性が足りない。
PVCをもうすこし足して作り直しかしら・・・しんどい・・
プリントする
オブジェクトをを出力して布に置こうとおもってたけどkuboki-sanが布にプリントしててそうしたい!と思った
どんな柄にしよう
和柄。染物だし、重なっている線があるものもあってよさそう。
重なって色が変わる柄
デュアルで赤と青でだして重ねると溶けたとき紫になるのでは?!
布に3Dプリントする事例
調べてたらこんなのありました
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1509/09/news124.html
でも布引っ張ると形状変わるとかではないしただただ3Dプリンターで出力したものを貼り付けているだけ?うーん。
とりあえず出力する
まずは簡単な形をやってみる。赤のフィラメントしかないけど布にプリントできることがわかればいいや。
QIDIを使う
初めましてなので怖い
構成アシスタントからQIDI Technology Qidi Tech 1 を選択する
1回目
まっしろ なんでだろう
extruder 190→200
bed 80
2回目
三角形がすこしお絵かきされた
フィラメントが細いのでは?
3回目 フィラメントの細い部分を切り取った!できた!
少し太い分には押し出す時に太さがちょうどよくなるのでよさそう。
イトヒキが少し汚いなー
「3Dペンでやれば?」
あぁ確かに・・・
水をかけた状態で放置
凍った窓の表面?のような柄が現れた。木の枝っぽくもある。
ryomaさんによるとカオスフラクタルというのに似ているらしい へぇ
ここでまた悩む
かたちを考えようとするとぜんぶ「それは3Dプリンターじゃなくてもええやん!」と誰かが反論してくる 困った
obiさん「なんで悩んでるのかわからん」
とりあえず思いついたのやってみればいいとのこと。そうだよな。そうしよう。うん。
【悲報】QIDI詰まる
てづくりフィラメントの方がエクストルーダーにつまったぽい・・・辛いが解体してみようか。。。
どうやらここが問題そう
しかし!引き抜いても奥に残っていそうだ
ううんわからん・・・エクストルーダーをいじれるようにした
どうしようもなくなってきた このクズをとるのに1時間くらいかけた気がする 効率悪すぎる
ここでryomaにお願いして直してもらう ピアノ線や六角レンチなどをでこそぐ ヒーターガンを当てて柔らかくしていく わあ通った!!!感謝感激・・・
二つのエクストルーダーがつながっているので、二つの温度差をなくしたほうがよいらしい。いいこときいたほんとうにありがとうございます・・・・
元に戻す
当たり前だが外す時より大変 時間かかる パーツが消えそうで怖い なんども間違えながらようやく元の形に戻った気がする 朝が開け始めた
【実験1】隠れた色
Rをくり抜いた形をつくりまわりをPLAで出力。
PVAの赤は細くて使い物にならないことが発覚し始めたので、細かく刻んでヒートガンで熱する。
水を吹きかけると・・・すこしにじむのみ。もうすこし変化が欲しい。
シミ具合〜微妙
置いて霧吹きをかけたら、うーんじわじわとにじむのみ。もうすこし変化が欲しい。
今回の学び
出力している間に 悩もう
・師に「なんでなやむねん」と言われ続け考え詰めていみわからん!ともったいない時間の過ごし方をしていたことに気づいた まず手を動かそう
・データをつくるたびに「もっとこうすればこうすれば・・・?」と考えてしまうので手が止まって時間がなくなって不安が募ってくる はやく出力する
フィードバック
・事前の最低知識は調べてから機械は触ろう 最低限のfabリテラシー
・先に3Dで出力してからどう溶けるか実験を重ねたほうがよかった 2Dにさきに引っ張られたのがよくなかったかな
・機械たくさん触ってたのはよかった けどなにかしら成果物はもってきてほしい
・カオス
師
今回は50てん 前半のとっかかりを得られたのはよかったけど 後半手がとまっちゃったのは上質のとっかかりを繰り返し重ねるのが大事 PVAに色つけてる人なんていないんだから、これがいったいなんの価値があるのか?立ち止まることも必要だった (だーっ!バランスむずいなあ感覚なのかなあ)
デザイナーとは
・マテリアルに新しい価値をあたえるひと どんどん開発されていくマテリアルが飽和状態になっている それを生かす力
ありがとうございました
to師匠
すぐアイデアをおもいついて「あ〜でるけどなあ」と言っているおびさんをみてめちゃくちゃもどかしい気持ちになりました 同じ回転で話ができるようになりたいとおもいました 一緒にアイデアを考えてくれた時間、今まで使ったことのない部分の頭をつかってモヤモヤに気持ち悪さを感じながらもすかーっと視界が開ける感覚があって ほんとにfabnow史上ときめいたというかなんというか だからこそちゃんと形にしたかったです悔しかった
すぐ言語化しない、イメージで考えること。これから活かせる考え方 たぶん文面では伝えられないことをたくさんおそわりました。ありがとうございました・・・・!