沖永良部島の海

ぼくたちが住んでいる沖永良部島は海がとてもきれいな島で、夏には近くの海にウミガメが産卵します。

ビーチクリーン活動

でも、海にはたくさんのごみが流れてくるので、ぼくたちが通うe.lab<放課後のまなび場>で海を掃除しています。掃除をしたあとにみんなで海で遊んだりもします。

いろんなごみ

よくあるごみ
・ペットボトル(キャップ)、缶、ビン
・ウキ、ルアー
・歯ブラシ、スプーンやフォーク、ストロー
・くつ底、スニーカー、サンダル、スリッパ
・ライター、たばこ
・注射器
・包装袋
・電球、蛍光灯

これまでにみつけたごみの生産国
・中国
・台湾
・香港
・日本
・韓国
・インドネシア
・フィリピン
・マレーシア
・パプアニューギニア
・スペイン

あぶないゴミ

いつもごみを種類ごとにひろっているのですが、注射器やわれたガラスなどのあぶないごみもあります。

われたガラスはゴミ袋が破れてしまうので、いつも拾えなくて困っていました。そこで、われたガラスだけのごみ箱を作ったらいいんじゃないかと思って、3Dプリンターでつくってみることにしました。

デザインと3Dモデル化

1.どんなゴミ箱にするか話し合う
2.まなび場の人にお願いしてモデリングをしてもらう
  モデリング:modo indie
  STL変換:Fusion360
3.3Dプリンターで出力する
  プリントツール:afinia studio
  3Dプリンター:afinia 3D H400

デザインを考える

・ほかのごみもひろっているのでゴミ箱を手で持たなくてすむように、首からかけるかどこかにぶらさげることができるようにしたいと思って、ひもやフックがつけれるように、取っ手のないバケツをイメージした。
・砂が落ちるように底に穴をあけることにした。
・ガラスの破片が落ちてもケガをしないように、カバーもつくることにした

3Dモデル

・完成予想図をかいて、3Dモデルを作ってもらう
・カバーが落ちないようにするためにどうしたらいいのかをまなび場の人といっしょに考えて、ひねって2つをくっつけられるようにした
・3Dモデルが完成!

完成!

・modoで作った3DモデルをFusion360でSTLに変える。
・afinia studioにSTLを読み込んで、afinia H400で出力する。
・できあがり!なぜかカバーがちょっとこげてしまった。