木材を切り出す


乾燥させる

冬場は暖房を入れると家がとっても乾燥して、すぐに割れた。新聞紙を毎日取り換えるような甲斐性はないのでカビだらけに…。後日、今西工場で削ってきれいにした。

何をどうやってつくるか決める


何をつくりたいか考える

自分の抱える生活の悩みをたくさん書き出す。カギを持ち忘れる、ヘアピンがすぐどこかに消える、玄関に電気がなく靴が履きづらい、部屋が乾燥する、朝起きられない…など。その中で、一人暮らしを始めてから「帰ってきておかえりがないのは寂しい」という(私の)声があり、いい声で「おかえりー」と言ってくれる何かをつくることにした。

設計図を描く

どうやって実現するか相談しながら、仕組みが分かるような設計図と大まかな工程を書き出す。

必要なものを揃える


素材

・表面用木材 20cm*20cm*0.5cm
・土台用木材 20cm*20cm*2cm
・土台フタ用木材 20cm*20cm*1cm
・土台裏面用アクリル板 
・音声再生キット
・マイクロスイッチ
・強力磁石 2個
・普通の磁石 2個
・玉磁石 2個
・ネジ各種

機材

・レーザーカッター+加工用データ
・はんだごて
・糸のこぎり
・手のこぎり
・やすり
・ネジ穴をあけるドリル

組み立てる


スイッチを押すと音が鳴る仕組みをつくる

市販の音声再生キットのはんだづけをして、基盤を完成させる。

モノが乗るとスイッチが押される仕組みをつくる

本番用木材で失敗すると困るので、デモ用木材をつくる。手ノコで本番用木材と同じくらいの大きさにMDFをカット。それに穴をあけたり、磁石をテープで仮止めしたりして、具合を調整する。磁石の位置が決まったら、本番用木材にレーザーカッターで穴をあけていく。デモ用木材をトレース⇒スキャン⇒レーザーカット用データを作成した。

土台をつくる

輪切りの丸太の中に、基盤・スピーカー・電池パックがすべて入るようにレイアウト。ネジ取り付け位置とスピーカー・マイク・スイッチがあたる個所を確認し、レーザーカッターで穴をあける。

すべて組み立てる

パーツは上から、①トレー②土台の表フタ③土台④土台の裏フタの、全部で4つ。すべてを組み立て、モノを乗せた重さでちゃんとスイッチが押されるか調整する。

完成!

10:00から22:00までかかってなんとか完成!あとはいい声を入れるだけ…!