間伐材の調達
2018/11/24~25 田貫湖周辺の森で間伐体験
間伐
間伐対象になる、細くて森の成長を抑制している木をのこぎりで間伐した。
木こりさんのチェーンソーによって切り倒したその場で2mに切られ、車で森から運び出された。
写真は、私たちで切った木。
丸太を板にする
ホールアース自然学校にて、木こりさんが特製の器具をつけたチェーンソーで丸太を板状に切ってくれた。
これを車で鎌倉に運んでもらい、乾燥させてから加工に取り掛かる。
私は、厚さ3㎝、長さ2mの板を二枚頂いた。
アイデアスケッチ
1.ボックス型
ボックス型に上に1枚飾れる形。
2.差し込み式
家のCDラックを参考にした、差し込む形のCDラック。
設計図
穴の形の案1
CD和入れた時の角度に合わせる案。
しかし、これはなかなか加工しにくい。
穴の形の案 決定版
気が分厚いので、ぐらぐらしないはず...
板に対して垂直に穴和開ける形に。
板の接続部分の案1
土台をつける。
しかし、大きくなってしまい、置くときにスペースをとってしまう。
板の接続部分の案2
スライドで差し込めるようなパーツを削り出す。
しかし、これは私の技術では難しい...
板の接続部分の案 決定版
角をとって角度をつけ、合わせて接着する形に。
板の角度 決定版
CDが前に落ちないで、板の幅の細い部分でも穴をあけられる角度を、紙で試作をして決めた。
板が幅が細いので、90度ではだめだった…
穴の位置 決定版
穴は全部で21個開けられる。
試作
段ボールで形にしてみる。
段ボールで接続部分の試作
一度、組むパターンを試してみた。
しかし、板に厚さがあり、長く接続部分をのばさないといけないことがわかり、断念。
板の幅が短いので、できるだけシンプルに接続しないといけない。
段ボールで穴の部分を試作
設計図に合わせてデータを作り、段ボールをカットしてみる。
ガムテープで背の部分をくっつけてみて、雰囲気を見る。
パラメーター
節に大苦戦。
四角を切り出しながらパラメーターを設定
いろいろなパターンを試して、最終的にpowerが75、speedが0.4に決定
節の部分のパラメーターの試行錯誤1
節の付近は硬くて切れない。
まずはpowerを80にあげてみる。
切れなかった。
ただ、節付近以外はきれいに切れたので、powerは80にすることにした。
節の部分のパラメーターの試行錯誤2
ドリルで穴をあけてから、糸鋸で切るという方法を提案してもらう。
奥行きがあるのと、技術的な問題で断念。
節の部分のパラメーターの試行錯誤3
焦点を板の厚みの中心にしてみる。
offsetを-4.00にする。
上面に焦点が合っていないので、レーザーが弱まり、カットできず。
ほぼ裏面にはカットの線も見えなかった。
節の部分のパラメーターの試行錯誤4
同じパラメーターで2回カットをかけてみる。
passesを2に設定。
節の部分は切れなかった。
節の部分のパラメーターの試行錯誤5
切れなかった部分を裏からもう一度カットをかける。
50㎜の線を作って、切れていない部分に合わせてカットする。
この方法でやっと成功!
でも、やはり細かい部分はカッターで切らないと、抜けない…
接続部分
父に頼んで、斜めに角を削ってもらった。
カット
右側の一枚 カット1回目
試作で段ボールを切ったデータの、外枠の線を青に変え、外枠の角を板の角に合わせる。
板の垂直な辺を端に合わせるために、データの左右を反転させた。
powerが80、speedが0.4
右側の一枚 手でカット
穴の角がどうしてもカットできていないのと、部分的に若干カットしきれていないので、カッターで切り込みを入れた。
節の部分があって、二か所手でも切れなかった。
右側の一枚 カット2回目
一回で切り切れなかった節の部分を、裏側からカット。
ちゃんと二か所取れた。
powerが80、speedが0.4
左側の一枚 1回目
右側と同様にカット。
こちらは、反転しないで大丈夫だった。
左側の一枚 手でカット
右側よりも切れていない部分が多く、手でカットしても切れなかったのが11箇所。
左側の一枚 カット2回目
右側と同様に、裏からレーザーでカットする。
すべて取れた。
接着
準備
飛び出した接着剤が木につかないようにテープを貼る。
接着剤を塗る
木工用ボンドを使用した。
歯ブラシでむらがないようにのばした。
接着
固定
上下を治具に差し込んで固定する。
さらに固定
板が多少湾曲していたので、テープで引っ張りながら固定。
飛び出したボンド
ボンドが内側から飛び出していたので、一度テープを外してから濡らしたティッシュでふき取った。
皮
皮がぺロペロはがれてきていた部分にボンドを塗って、クリップで固定した。
仕上げ
飛び出したボンド2
ボンドが乾いてからテープを外してみると、ボンドが飛び出して固まっていた。
角が取れない程度にやすりをかけた。
繋ぎ目のずれ
木が湾曲していたので、下のつなぎ目がずれていた。
削る
水平に力を加えながら、紙やすりの上をスライドさせると、角があった。
鉛筆の消し忘れ
鉛筆で書いた線を消し忘れて接着してしまい、消えなくなったので、紙やすりでこすって消した。
完成