門松の形をモデリング
門松をモデリングしようとしたとき、竹が3本あるというイメージは持っていましたが、あらためて3本の松の長さや位置関係、切り口の角度などを調べなければなりませんでした。私はジョギングをしながらあちこちの門松を観察した結果、このような形状にたどりつきました。これが絶対的な形というわけではありません。中には3本の長さが同じものや切り口の角度がついていないものなどもありました。ここでは竹の節もモデリングしました。3本の竹をモデリングした後、ベースとなるものに乗せて、一体化させてデータとしました。
3Dプリントから出力
3Dプリントを用いて出力しました。
MakeBot社のReplicatorを用いて3時間ほどかかりました。
使用した材料は次のものです。
kado1
出力が完了したもの
完成したものがこちらです。
ABS Green
ベース部のデザイン
ベース部のわらの部分は、丸みをもたせたデザインしました。
ABS Yellow
3Dプリンタから出力
完成したものがこちらです。
kado2
飾りつけ
2つの部品を合体させれば完成です。あとはいろいろと飾りつけをすることができます。この3Dデータを参考にして、各地の3Dプリンタから、いろいろな門松が出力されると嬉しいです。
12年ぶりに再出力しました
このモデルを作成してから12年ぶりに再出力をしてみました。この間、3Dプリンタの速度や精度も向上したので、よいものが3Dプリントできました。
出力の様子です。