REGULARBOXを使用する
Boxes.py
というソフトウエアを活用して、その中にある
REGULARBOX
を使用してヒンジ部分をもつ箱を作っていきます。数値はデフォルトの値をそのまま使用して、topをholeとすてフタに丸い穴をあけ、板厚(thickness)だけ3mmから2.5mmに修正してから「Generate」クリックして展開図を作成します。
展開図の確認
作成された展開を確認します。下にある100mmという表示部分は長さの目安を示したものであり、使用する部品ではありません。よい感じでまとまっているのでレーザー加工がしやすそうです。
レーザー加工
後はレーザー加工を進めていきます。上の写真は穴のあいたフタの部品が抜けています。同時にすべての部品をカットできない場合には部品を一つ、二つ取り出しながら配置して加工を行います。
箱の組み立て
すべての部品が完成したら、各部品をはめ込んでいきます。はめ込みがきついときには木製の棒でたたきながら、全体的に均一に力を加えながら形を整えました。無理にたたくと部品が曲がったり、欠けたりするので注意しましょう。
レーザー加工機の操作の詳細
こちら
に過去の学生がアップしています。
六角形の箱の完成
このような六角形の箱が完成しました。内部には「NO SCREWS NO LIFE」の文字を彫刻しました。
2個目の作成
レーザー加工のデータは繰り返し使用できるので、材料を置き換えるだけで量産が可能です。
ねじを入れる箱の完成
2個の箱ができたので、金(本当は金めっき)のねじと銀(本当はアルミニウム)のねじを入れてみました。
箱の応用
このソフトウエアでは六角形に限らず、さまざまな形状や大きさの箱を作ることができるので、さらにいろいろ作ることができそうです。