トレイのセット
カバーを開けて、オレンジ色のトレイをセットします。このトレイは材料の種類が異なるごとに用意する必要があります。材料を混合して使用することはできません。
材料タンクのセット
材料タンクをセットします。
ソフトウエアを立ち上げて、材料の設定などを行い、作成したいファイルを読み込み、「生成を選択」します。
位置などの編集
配置する位置やサポートなどを設定します。サポートはソフトウエアにお任せでほぼ大丈夫です。後からサポートの太さを変更したり、数を変更したりすることもできます。
本体の画面を確認
プリントしたい位置などが決まったらファイルをプリンタに転送します。「Print Now」を押すと開始します。
プリント開始
丈夫にあるプリントヘッドが降下して材料面と接触して加熱が開始されます。加熱が終わるとプリントヘッドは上下に動きながら、光を当てた部分が硬化します。
プリント途中の様子
プリントヘッドが上部に移動して液体の材料から離れたときに造形途中の様子を観察できます。光は途中でピカッと見える程度です。
プリント終了
プリントヘッドに貼りつくようにして造形が完成します。
製作物の取り外し
製作物はプリントヘッドにかなり強固に貼りついていますので、隙間にへらを押し当てて、丁寧に取り外します。製作物を斜めに配置したのは、プリンタヘッドに平面を接触させてしまうと取り外すのが大変になるためです。平面がある場合にはデータを傾けて配置するのが一般的なようです。
製作物の洗浄
2つに分かれている容器にイソプロピルアルコールを入れて洗浄します。作業時には手袋をします。1つめの容器で30秒ほどゆすって洗浄した後、10分程度漬けて洗浄を行います。同様に2つめの容器で同じ作業を行います。このとき一つ目の容器のほうが汚れることになります。洗浄液は定期的に交換します。
完成品
これで完成です。この後、サポートをニッパーで除去したり(けっこう手間がかかります)、必要に応じて紫外線硬化などを行います。
他の製作物
こちらは別の材料でボルトとナットを出力したものです。
別の作品
こちらも別の作品です。卵型がきれいにできました。