宮城県の4系統のこけしのモデリング
3D-CADのFusin360を活用して、宮城県の代表的な4系統のこけしのモデリングを行います。断面を作成して、360度回転させると簡単です。なお、この形状はおおまかな特徴をとらえたものであり、絶対的なものではありません。
鳴子系
胴が太くて安定感があり、中央部がやや細く、首を廻すとキュッキュとなるのが特徴です。模様には重ね菊などが用いられます。
naruko
が胴体のデータです。
narukohead
が頭部のデータです。
作並系
子どもが握って遊びやすいように胴体の下部が細くなっています。
sakunami
が胴体のデータです。
sahead
が頭部のデータです。
遠刈田系
胴はやや細身の円筒形です。頭部に赤い放射状の模様があります。
togatta
が胴体のデータです。
弥治郎系
胴体の中央のくびれがあり、太い幅で模様が描かれ、黄色が用いられます。頭部は円形でベレー帽のようになっています。
yajirou
が胴体のデータです。
頭部のデータ
胴体と頭部のはめ合いが3Dプリンタの種類や材料によってはきつくなったり、ゆるくなったりすることがあるかもしれません。その場合は胴体に合わせて、頭部の穴を調整されたデータを作成することをおすすめします。
yajihead
が弥治郎の頭部データです。
tohead
が遠刈田の頭部データです。
頭部の出力
穴の部分を上にして出力するとよいです。