概要
去年は立体ハニカムで衝撃解析までやったのに惨敗・・・。
今年はシンプルに「でっかくてやわらかいもの」で挑む!
使用機材
建築用3Dプリンター「ArchiFAB」を使います。
使用材料
JSR(株)さんが開発しているFABRIALという3Dプリンタ用エラストマーを使用します。柔らかいです。
設計
輪っかを8~12本くらい環状に並べてリンゴのように。
アイデア段階のメモ
外周リングのどのように固定するかや、中央の空間にどうやって卵を格納するか、などをCAD図にメモをしたり、実寸図を描いたりして考えていました。
造形
いざ、出力。
造形中の動画
ほぼ完成
形状維持のため、横方向の補強材が必要でした。もちろんこれもプリントで出力しました。
1枚目:左のちっこいのは試作品です。
2枚目:くびれの部分をプリントした結束バンドで留めてます。
いよいよ本番!
10/15、いよいよ落下テストを実施。
写真は梱包状況です。
1枚目:全体
2枚目:卵格納部アップ
3枚目:卵格納部さらにアップ
4枚目:卵と格納部の間に詰めた緩衝材
(吐出した材料を漏斗で受けて作成)
5枚目:高さ計測に使ったレーザー距離計
落下試験結果
室内での1.5m → クリア!
屋外での4.0m → クリア!
屋外での8.0m → クリア!
順調にクリアしていくも安全に落とせる場所が無くなり本日はこれにて終了。
予選申告高さは「8.0m」となりました。
別角度の動画
下から見ると結構高いです。