コンセプト
ワイン好きのためのワイン管理センサー
ワインセラーを持つほどお金や場所がないが、ワインを最高の環境に保ちたい人向け
技術概要
どんな指標か
ワインを美味しく保存するための指標
ワインがもっとも適温・適度な湿度といわれる数値に設定
温度:10 〜14℃ →「適温です」表示
湿度:70%から80% →「いい湿度です」表示
範囲以外の温度・湿度になると「NO」と表示される。
実装に使用するモジュール
FaBoのモジュールの中では、
温度センサーとして
#108 Temperature Brick
あるいは
#207 Temperature I2C Brick
が、
湿度センサーとして
#115 Humidity Brick
あるいは
#208 Humidity I2C Brick
が利用できる。
拡張可能性
適温・適湿でないことを警告するアウトプットとして
#101 LED Brick
、
ColorLED Brick
系、
#102 Buzzer Brick
などの利用が考えられる。
また、ワインの保存状態を左右する他のパラメーターとして、
明るさを取得する
#109 Light Brick
などの利用が考えられる。
さらに、将来的にArduinoでいうXBeeのようなモジュールが実用化されれば、
ワイヤレスにネットワークに繋げて、
手元の端末でモニターしたり、
本ユニットの入力値をエアコンなどの稼働に反映させることも可能と考える。
デモ
温度センサーと湿度センサーの入力をそれぞれ
#104 Angle Brick
(ロータリースイッチ)で代用。
入力された値がワインの保管に適した温度・湿度であるかを判定して
それに応じた文字列をそれぞれアラートする。
プログラム
https://github.com/MozOpenHard/examples/
examples-master内のi2c-ADS7828を使用
js/main.jsのfaction部分のプログラムを書き換える。
main.js
若干の参考資料
ワインの保存環境について参考にしたサイト
http://www.jp-guide.net/manner/wa/wine.html
フィードバック
ワイン単体での管理
・ワインごとにある指標を、ワイン1本入るだけのケースやファンなどと組み合わせる。
・加湿器などとの組み合わせや、排水、給水管理などの問題がある。