3Dプリンターを組み立てよう

まずは、いただいた3Dプリンターを組み立てることからはじめました。
いただいた時は、大喜びしていた次男でしたが、忙しいといって、全55号のうち3号まで組み立てて放置、結局私が組み立てることにしました。
一人ではできないので、ファブラボ太宰府に持ち込んで、教えてもらいながらつくりました。
毎号、一工程づつ写真で丁寧に解説があり、
私でもなんとか形にはなってきたのですが、
調子に乗って
「これネジ一つでもなくしたなら、出来なくなるんだよね」
という自らたてたフラグも丁寧に回収し、本当にネジをなくしてしまい、
心が折れて、私も数か月放置することとなりました。

3Dプリンターを完成させる

9月になり、やはりいただいた3Ⅾプリンターで応募しなくてはと思い、再び重い腰をあげました。
ネジは、探したら大きいホームセンターに同じものがありました。
しょせんポンコツな私なので、最後の調整でファブマスターにかなり手直ししてもらっての完成です。
マスターなしでは、ファンしか回りませんでした。
正直、作りながらも、動かせる気がまったくしてなかったので、ファンが回っただけでもかなり感動しました。

調整を繰り返す

完成した3Dプリンターの調整を繰り返しました。
まずは簡単なネームプレートを次男に作ってもらい、
出力を繰り返しました。なんとか形になるようになってきましたが、
なかなかきれいな形で出すことができず、
まだ複雑な形は難しそうです。もう少し調整が必要なようです。
なぜか作り終わった後に、謎の部品が数個残っていることも気になります。
そのせいかもしれません。
しかし、やはり自分で(?)組み立てた3Ⅾプリンターへの愛着は強く、形が思いどうりにいかないところもとても可愛く思えてきます。
仕組みや構造もなんとなくですが理解できた気になってきます。とてもいい経験でした。

あたまやわらかワークショップに参加

次男と娘と一緒にファブラボ大宰府でおこなわれた
「あたまやわらかワークショップ」に参加しました。
まずは、思いついたものをたくさん出す。一つ一つは、たいしたものでなくても、グループで意見を交わすことにより、発想の転換ができ、魅力的なアイデアへの発展させることができるといったことを体感できるワークショップでした。


3Dモデリング講習をうける

ワークショップの後に次男と娘はTinkerCADの講習をうけました。
積み木をつみかさねるように感覚的に3Dモデリングのできるソフトなので、
二人とも楽しく学ぶことができました。
私は後日、ZblushCoreを講習をうけました。
こちらは、ねんどをこねる感覚でできるので、
フィギュア的なものを作りたいときに利用したいと思いました。


家族会議

3Dプリンターも一応完成し、アイデアだしのワークショップ、3Dモデリングの講習も受け、準備がととのいました。
そこでファミレスにて家族会議を行いました。
前回同様に家族の問題点をあげてもらうことにしました。
しかし、家族の問題点を挙げていくうちに、母による説教タイムになってしまいました。
空気が悪くなったので、まずは食べることに集中しようとなったときに、
子供たちの食べ方が気になりました。とにかく一口が大きくほとんど噛んでないのです。
うちはよく食べるので、ひと月に30キロは米を消費します。娘もクラスで一番に給食を食べ終わるそうです。よそ様の子供の食べる量をみると少なさに驚きます。

健康のために

マナーには反しますが、正直、口いっぱいにご飯とおかずを入れて食べるのは幸せです。
私も一口が大きくよく噛んでいません。
しかし、健康のためにも、そしてご飯をきちんと味あうためにも、少量のご飯をきちんと噛むことが大事です。
早食いでは、満腹中枢が刺激され満腹だと感じる前に食べ過ぎてしまいます。
食事に時間をかけるためには、どうすればいいでしょうか。
食べにくくすればいいのです。
物理的に食べにくければ、おのずと時間がかかります。

食べにくい箸を作ろう

昔、どうしても早食いになってしまう人が、左手で箸を持つようにしてダイエットしたという記事を読んだことがあります。
たしかに食べにくければ、時間がかかります。
食べにくい箸とは、どんな形にすればいいでしょうか。
鉛筆の後ろに消しゴムのフィギュアの付いているものをもらったことがあったのですが、かわいいのですが重くなりとても使いにくいのです。
箸にもこういったものをつければ、使いにくくなることでしょう。
さらに、一口の理想的な量を意識する必要もあります。
なのでご飯10グラムの模型を作って箸に付けたら、
つねに一口の理想量を意識できるのではないでしょうか。

ご飯10グラム

まず、実際のご飯10グラムをはかります。
ご飯10グラムは、カロリーにして約16キロカロリー
         消費しようとするとウォーキング5分
         糖質にすると4グラム
         角砂糖1個とちょっと


         

イメージ図

ご飯10グラムの箸
確かに食べづらいです。

試作1

モデリングソフトは、TinkerCADを利用しました。 難しいことはできないので、 実際の10gのご飯の大きさを参考にして、コシヒカリのご飯粒の平均の大きさの粒をつくり、ひたすらくっつけました。 そして、いただいた3Dプリンターidbox! で出力しました。 フィラメントは、白のPLAです。 何度か失敗しながらも、それっぽいものが出来ましたが、いまいちです。
しかし、もう時間がありません。 どうしてもうまくいかないので、結局ファブラボ太宰府にある3DプリンターAFINIA3Dで出力することにしました。
えらそうなことを言っていたのにすみません。

モデリングやりなおし

モデリングもやりなおしました。 箸とのジョイントの部分が外にでていると、ご飯感がそこなわれるので中に入れ込みました。お米も一粒ずつ立たせてみました。

ご飯3Dデータ

ご飯3Dデータ

ご飯できたよー!!

3ⅮプリンターAFINIA3Dでご飯できました。
フィラメントは白のABSです。
なんとか間に合いそうです。


箸につけてみました

これで物理的に食べにくい箸になりました。
重いので重心も取りづらく、ご飯どうしがぶつかり、持ちづらいです。
さらに、精神的にも食べづらさを加えるために、箸にレーザーカッターrayjetで彫刻することにします。文面は
10g=16キロカロリー
10g=ウォーキング5ふん
10g=とうしつ4グラム
10g=かくざとう1ことちょっと
ひとくち30かい
おやにかんしゃ

など精神的に食べづらくなるものにしました。
この一口をなかったことにするには、五分も歩かないといけないと考えると、味わって丁寧に食べようという気になります。
         
彫刻だけでは、見えにくかったので、そこをさらにペイントしました。

意識する

帰り道、またファミレスによって写真撮影しました。
フォークで食べていた娘が、一口を確認しながら食べてました。

食べづらい

本当に食べづらいです。
さらに持ち方もおかしくなるのでどうなのでしょうか。
しかし、とても可愛いので、いろいろなバリエーションを作ってみたくなりました。
明太子や梅干しのフィギュアをつけて、塩分量を彫刻し、高血圧の知人に送ろうと思います。
思ったものを形にできる3Dプリンターって本当におもしろいなと思いました。

感想

今回は前回いただいた3Dプリンターをきちんと作ったことを報告するために参加したのですが、結局それで完成することができませんでした。
一応、3Dプリンターが完成したことに満足してしまって、最終的に取り組むのが遅かったことが原因です。
ちなみに歯ブラシスタンドは、時間の経過とともに子供たちの歯磨きがしだいに以前のようにいい加減になってきたので、結局電動歯ブラシを導入することになりました。
今は長男の髭剃りスタンドとして利用されています。
いろいろといい加減ですみませんでした。