講師や教育現場でホワイトボードに板書を行う人
特にペンのキャップを開けるのが硬いと感じている人や複数のペンを同時に保持する必要がある人

講師として板書を行う際、複数本のペンを持ち替えることを手間に感じました。 通常はペンを机に置き、別のペンを取る必要があり置き直しや開閉の手間があります。 また、開けっぱなしにする場合にはインク乾燥や汚れのリスクがあります。 対策として左手でペンを挟む持ち方をしても、キャップが固く開けにくく、指にフィットしないことが課題でした。 そのため、指の間にフィットし軽く開けられるキャップを作ることで、板書の効率を上げ、作業負担を軽減したいと考えました。

指のフィット感を出すためにキャップを上から見るとハの字になっています。

通常のキャップを指に挟んで開けるにはかなりの力が必要なため、キャップの開閉の力加減をなるべく軽くできるように追求しました。

自分を含めた講師数人に使用してもらい使用感を調査しました。指に引っかかる部分を大きくすると指が固定され開きやすくなる一方で、内側の指が挟まれて痛くなるというフィードバックを得ました。そこで指に引っかかる部分を適度な大きさに変更しました。