What you need

  • Rhinoceros
  • monoFAB AM
  • monoFAB用樹脂
  • 計り
  • ゴム手袋
  • 使い捨てカップ
  • 無水エタノール
  • プリンター用詰め替えインク(ダイソー)
  • UVランプ
  • 半田
  • LED
  • 導線(0.8mm)
  • ボタン電池 3V(2032)
  • 電気測定器

Rhinocerosでモデリングする

最初に、Rhinocerosを立ち上げて、積み木のデータを作る。
今回作ったデータはthingiverseに。

Point

  • あとでハンダ付けをすることを考慮して導線を入れる部分にくぼみをつける
  • あとでぴったりはめるために、凹凸の凸部分は凹部分よりも小さくする

monoFAB AM Playerで造形の準備をする。

データは.stlにエクスポートしておき、monoFAB AMにインポートする。
monoFAB AM Playerの指示に従ってサポートや樹脂の量などを確認。
ここまでがコンピュータ上での設定。

Point

  • 今回はラフトやサポートはできるかぎり少なくする。
  • 1回に出せるのは、積み木パーツ2個分。重くなりすぎるとすべて失敗する。

monoFAB AM本体を準備する。

計りに使い捨てカップなどをのせて、コンピュータに表示された樹脂の量+3gくらいを入れる。そのままトレーにまんべんなく流し入れる。

※このとき、必ず手袋は必須。かなり危険な物質を扱っているため、直接手で触ることはNG。樹脂に触れたらすぐに手を洗うこと。


樹脂に色を混ぜる。

色をつけたい場合は、樹脂に色を混ぜることが可能。
樹脂にはレジン用トナーを用いることが一般的だけれども、今回はダイソーにあるプリンター用詰め替えインクを用いる。(安くて量が多いため)

途中でmonoFABを一時停止し、樹脂に色を混ぜる。
タイミングによってはグラデーションにすることも可

monoFABから造形物を外す。

monoFABの土台から、ヘラを使いながら造形物を外す。
かなり力が必要だが、力を込めすぎると造形物が欠けてしまうので注意。

Point

  • 土台と造形物の間に空気を入れるイメージではずす。

造形物を無水エタノールで洗う

monoFABに用いる樹脂はかなり危険なものだけれども、エタノールで洗うことで触ることを可能にする。
タッパーの中にエタノールを入れて、しっかり封をした上で樹脂を洗い流す。


造形物をUVに当てる

monoFABで造形されたものは、完成直後は半硬化状態である。
ジェルネイルで用いるUVランプに当てることで全硬化する。
大体2時間くらい。

導線を入れて、ハンダ付けをする

導線を通して、入り口にハンダ付けすることで導線を固定する。
他のパーツとしっかり接触するように少し出っ張らせてハンダをつける。

※一つひとつ、電気が通っているか、電気測定器で調べる。

電池を入れるパーツについて

導線を長めに出しておく。
他のパーツと接続する部分は他のものと同じようにハンダ付けする。

LEDや抵抗を入れる場合

LEDは熱に弱いため、ハンダ付けの際は最大限注意する。

完成!

組み立てて完成!