アイデア出し

なぜペットボトルのごみが多いのか

理由:
飲み終わったペットボトルを捨てるのが面倒くさいから。
⇒街中にはごみ箱が少ないため。
ゴミ箱が少ない理由
⇒テロ対策のため。

では数少ないゴミ箱を、つい捨てに行きたくなるような、捨てるのが楽しくなるようなデザインにすればよい!

アイデアをシートにまとめる

新しいペットボトル専用のゴミ箱のモデルを作ることにした。

✿みんなが楽しく、捨ててみたいと思えるペットボトルのゴミを捨てられるようなデザイン
⇒なんでも丸呑みにするヘビの口にペットボトルを入れるデザイン
⇒ヘビには怖いイメージがあるので、目をハートにすることでかわいさを出す
⇒ペットボトルを捨てたときに音が出るようにする!

✿一目でペットボトルのゴミ箱だと分かるように
⇒ゴミ箱自体がペットボトルの形で、それにヘビが巻きついているデザイン

プロトタイプ

ペットボトルと紙粘土を用いて大まかな形を考える。

縦:21㎝
横:15㎝

私たちは、ヘビに餌を与えるような遊び心を持って捨てられるごみ箱がいいと考えた。
そこで、ヘビの口からペットボトルを捨てれるようにつくった。

制作


3Dモデリング

ブラウザベースで3Dが作れる「Tinkercad(ティンカーキャド)」を用いて、ごみ箱の本体部分を製作する。どう

真ん中に空洞ができるように、プログラミングをするのに最初大変だった。 
一番苦戦したのは、上部と下部がきれいに重ないるように少しずつ調整したところだ。

2枚目の写真は、ペットボトルを捨てる部分のモデルをつくっているところ。

3Dプリンター

モデリングしたデータを3Dプリンターで出力する。

これは、ごみ箱の下部を3Dプリンターで作成し終わったところ。
箱の部分と蓋の部分とで別れるよう別々に制作した。

3Dプリンター(完成品)

上部、下部でそれぞれ出来上がったプロトタイプを重ねてる1枚。

縦:10cm
幅:6cm

ヘビがついていない状態のごみ箱が完成!!

レーザーカッター(失敗)

ヘビの部分を作るため、thingiverseというサイトからヘビの3Dデータをダウンロードし、レーザーカッターで部品を切り出した。⇒失敗!!

【問題点】
・思っていたよりも細かかった。
・段ボールの厚みを計算できていなかった。
・ゴミ箱本体に取り付けられないことが分かった。

【使用中の動画】

変更

ゴミ箱に巻き付いているヘビは作るのが難しかったため、自分たちで段ボールを切り取り、表面にヘビの胴体を張り付けることにした。
ヘビの顔は紙粘土で作る。

ヘビの鳴き声が出るように

ペットボトルが捨てられるとセンサーが反応してヘビの鳴き声が聞こえるようにプログラミングをした。

これをすることによって、ごみを捨てたときに面白いと感じると思ったから。
面白さがあることで持続すると考えた。

用いたもの:MESHの人感センサー

ゴミ箱の内部に取り付けた。
ヘビの鳴き声は、録音したのを使っている。



プロトタイプ完成品

モデルが完成した!

存在感を出すためにも、ピンクでチャーミングに仕上げた。

子供にも進んで捨ててほしいので、目をハートにするなどの工夫した。

その後の改良

FabLab太宰府にて、改良。

[課題]
・ヘビの胴体部分が段ボール
・ヘビの頭の部分が紙粘土
・ペットボトルのふたに開けた穴が小さすぎてゴミが通らない。

[解決方法]
以上の課題から、
・時間をかけてヘビの部分を作り直す。
・ふたの穴を大きくするために、Tinkercadでデータを作り直す。

ヘビの胴体部分の改良

まず、イラストレーターを使ってヘビの胴体部分のデータを作成。
その後、赤色のアクリル板をレーザーカッターでカットし、ヘビの胴体部分を作成した。

➡しかしその後、デザインが変更されたため、このプロトタイプは使わなくなりました。



ヘビの頭部分の改良

以前まで紙粘土で作っていた顔の部分を、Tinkercadを使い3Dプリンターで出力する。
以前FabLab鎌倉で作っていたふたの穴の部分に合わせるために、サイズの設定に気を付けた。

ヘビの頭の3Dデザイン➡thingiverseよりダウンロード

念願叶って巻き付ける。

最初の紙粘土によるプロトタイプのときから念願だったペットボトルにヘビの胴体を巻き付けることができることがわかり、Tinkercadでデータを作成し、3Dプリンターで出力した。
巻き付けることは諦めていたが、できることがわかってとても嬉しかった。

3Dプリンター出力の様子


ヘビの胴体完成!!

fablab太宰府の方にアドバイスをもらいながらできた、ヘビの胴体!!念願の巻き付けるタイプでとっても嬉しいです。
しかし、サイズを少し大きめにしていたのに、なぜかはまらない問題が発生しました。
胴体を作る際に支えていた、プラスチックをはがすのにとても手間がかかりました。

どうしてもはめたいと思い、頑張って胴体の内側についていた、プラスチックをとると、ぎりぎりはまりました。

作品完成!complete

ついに作品が完成しました👏
ここまでたくさんの問題、失敗があったけどこのsummer snakeのチームで乗り越え最後までつくれました。

作品完成!

ついに作品が完成しました👏
ここまでたくさんの問題、失敗があったけどこのSummer snakesのチームで乗り越え最後までつくれました。

【⠀利用例  】
#fabcon2019t