Title:タイトル

醤油ボトルを持たないでも出せるようにしてみた!

For whom:対象者

指や手、腕などが不自由な人。

Why:なぜ作ろうと思ったか

寿司屋にご飯を食べに行ったときに、手の不自由な方が醤油ボトルを出しづらそうしていたり、誰かに出しもらったりしているのが印象に残ったこと、また今回のコンテスト作品を考えるにおいて調べたときに手の不自由な方のためにある自助具は様々ありますが、醤油ボトルから醤油を出しやすくする自助具がないんじゃないかなと思いました。なので、手や指、腕の不自由な方が複数人の時でも、一人で来た時も、お寿司を楽しんで食べてほしいと思い製作しました。

醤油ボトルについて

寿司屋の醤油ボトルを見ると上から押して醤油を出すタイプと横から押して出すタイプの二種類があります。どちらか一方のを作ろうとするともう片方のお店の時使えなくなってしまうので上部分だけでなく横の部分も穴をあけ両方のタイプでも大丈夫になるように考えました

初期案

上記のことを考えながら上から出すタイプと横から出すタイプどちらも対応できるように、そして、普段醤油を出すときの角度を想像し、その角度に合わせて台座を制作する考えを出しました

How:どのように作成したか 

今回はBlenderを使用し、醤油を入れておくボトルパーツと立てかけておくパーツに分け、プリントしてから合成し作成した。

台座部分のパーツについて

筒に入れたボトルが、20°に傾くようボトルの支えを調整し、醬油を押しても倒れないような安定感を実現するため、接地部分は広めに幅をとった。

ボトル部分のパーツについて

上から押すタイプと市販のボトルタイプ、どちらの醤油ボトルでも使用できるよう、ボトルをセットする筒の上部分と横の部分に穴をあけた形になりました。

Out come:対象者がどのように変化する道具なのか

上から押すタイプも、横から押すタイプでも醤油ボトルを持つことなく簡単に醤油を出すことができます。寿司屋でボトルを持つのが難しかった人たちも必要な時に自分で出せます。