固定具作り
檜の辺材を固定するための治具を
大型CNC
で切り出す。
コの字の治具
2cm厚の合板から切りだされた治具
トラック接地面作り
作った治具で檜の板をCNCのベッドに固定し、
トラック(スケボーのウィールを装着するための金具)をつける為の
土台を作る。
トラックマウント完成
段々と削る深さを下げていき、両方のトラックがピッタリとハマるトコまで削った。
トラックの下は真っ平かつ同じ高さ。
Rhinoで作ったトラックのデータ
大型CNCで掘削するために、あらかじめトラックを計測し、Rhinoのデータを起こした。
ダウンロードは↓から
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Venture_Track_mount(Rhino)
面取り
板をひっくり返し、再度固定。
サーフェイシング(面取り)用の大きな刃に付け替え、板表面を薄く削っていく。
表面を平らに、そして裏面のトラックがつく部分と並行にする。
ハニカム溝づくり
刃を直径3mmのエンドミルに付け替え、
表面にハニカム状の溝をつける。
これは板の強度を増すための加工の下準備。
ハニカム完成
ハニカムを削り終えた所。
バリが残っていたので、ルーターで削りキレイにした。
ハニカム状の溝を付けた際に使ったデータはコチラ↓
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honey_comb_milling(Rhino)
ヤスリがけ
次の工程にむけて表面ヤスリがけ
かけて行ったヤスリの番号は↓
#150
#240
#400
紐準備
ハニカム状の溝にエポキシ樹脂を染み込ませた紐を打ち込むことで強度を上げる作戦。
事前にどういうルートで紐を埋め込むか決めておく
ルートはコチラ↓
紐ルート
紐カット
ルートを元にそれぞれの長さに合わせて紐カット
ナンバリング
それぞれの紐にナンバリングしておくことで迷わない!
マスキング
エポキシが余分なところに付着しないよう、マスキングテープで保護する。
レーザカッタでマスキングテープをカット。
貼る
ピンセットを使って、板にマスキングテープを貼っていきます。
マスキングテープ貼り完了
終わったー
大体30分ぐらい。
新聞紙で周囲を保護
テーブルを保護 + タレて裏側につかないようチラシで周りも覆う。
紐+エポキシ打ち込み
セッティング
必要な物はテーブルに揃えておく。
エポキシは塗り始めたら止まれない。
換気は絶対
キャスティングやコンポジット等の樹脂固める時は、窓を開け換気は絶対、鉄則
エポキシ樹脂
重さを図りながら、エポキシをコップに注ぐ
硬化剤と混ぜあわせ。
エポキシ樹脂を硬化剤とよく混ぜ合わせる。
今回使ったものの比率は
樹脂 100 に対し 硬化剤 40だが、
固まる時間を遅くするために
樹脂 100 に対し 硬化剤 30 を混ぜた。
紐に染み込ませる
あらかじめ切っておいた紐をカップに入れ樹脂を染み込ませ、余分な樹脂を搾り取る。
叩き込む!
マイナスドライバーを使って、紐を溝に押し込んでいく。
エポキシは待ってくれないので時間との勝負。
マスキングテープはがし
はがす!
紐を打ち込んだあとも、油断してはならない。
エポキシが乾く前にマスキングテープを取りきらなきゃならないので
急いで慎重に取っていく
板を乾かす
マスキングテープを取り終えたら、エポキシが凝固するまで一晩置きます。
組み立て
穴拡張
ぴったりはまるようにボルトの皿に合わせて、ルーターで穴の入り口を拡張。
ウィールとトラック合体
買っておいたスケボーのパーツと組み合わせて
K A N S E I !!!!!!!!!!!!!!!