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ウェブページからEagleをダウンロード

Eagleサイトからダウンロードできます。
(Win, Mac, Linux対応)

パーツライブラリを入手

今回使う電子部品のライブラリ2つをダウンロードする。

  • ライブラリ1(kyudai_ws)
  • ライブラリ2(SparkFun)

ライブラリ追加

ダウンロードしたライブラリを追加する。
  • 参考ページ1
  • 参考ページ2

※Windows版はC:直下にEagleフォルダが出来る
Eagle > lbr ライブラリフォルダ
Eagle > bin > eagle.exe ソフト本体

※Mac版ではlbrフォルダにライブラリファイルを追加する:
アプリケーション > EAGLE-X.X.X > lbr

基板設計(回路図)

まず、回路図を描いていく

ライブラリからパーツ追加

ライブラリウィンドウからVCCを追加。(ADDをクリック)
(サンプルではSparkFun.lbrを使用)

更にパーツ追加

コマンド欄に

"add パーツ名"

を打ち込むことでパーツを追加することもできる。

パーツを繋げていく

次に並べたパーツをつなげていく

Wireツール

ツールボードから"Wire"ツールを選択

結合。

パーツの端をクリックし、他パーツの端をクリックすると、2つの端が結合する。

線を引いてる時に右クリックで線の形状が変わる。

infoツール

抵抗やコンデンサ等の値を変えれる

回路図作成

これを繰り返すことで、回路図を作っていく。
必要なパーツは、全てkyudai-ws.lbrに入っている。

基板設計(基板レイアウト)


単位変更

まず、単位の表示をinchからmmにする。
ツールボードの左上"マス目のアイコン"をクリック。
↓
表示されるGridウィンドウ内のinchをmmに変更

パーツの移動

ツールボードから"Move"を選択。

移動中に右クリックすると、方向変更

パーツ反転(基板裏に回りこませる)

ツールボードから"Mirror"を選択。

クリックしたパーツが反転する。
反転したパーツは基板の裏からハンダ付けするようになる、

Autorouter

コマンド"Autorouter"で勝手に線をつなげてくれるが、
あまりキレイではないので、自分で引く

Ratsnest

パーツを並べたらコマンド”ratsnest”。

接続の関係性を再整理してくれる。

配線

ツールパネル"Route"を選択。

回路図で使った"Wire"と同じく配線中に右クリックで線の形状を変化。

線の太さの変更

ツールボードから”Change”を選択。
Widthメニューから太さを選び、線をクリックすると太さ変更。

(0.4以下は細すぎるので、選ばないほうが無難)

配線取り消し

ツールボードから"Ripup"を選択。

クリックした配線とりけし。

レイアウト。

レイアウトの一例。

チェック機能

erc
電気的にちゃんと繋がっているか自動的にチェック

drc
ミリング時に切削可能かチェック
(clearance : 0.4mm, 1/64inch)

カットアウト範囲作成

ツールボードから"Polygon"選択。
"Document"レイヤーに基板の形を描く

GNDベタ塗り

GNDの範囲は大きくとったほうが、
回路が安定する。

参考サイト

Eagleデータ

完成したEagleデータは以下からDLできます。

Blink USB Eagle Sample

画像出力

外枠を基板に合わせてから
fabModulesでの加工用に画像で出力する。

  • モノクロ
  • full
  • 1000dpi

各画像データは以下からDL可能
USB blink sample patterns

Trace用データ

  • top
  • pad

の2つのレイヤーで画像保存

Drill用データ

  • pad

のレイヤーだけで画像保存
↓
PhotoShop等でpadの周り白く塗りつぶし

Cutout用データ

  • Document

のレイヤーだけで画像保存

Fabmodules設定→RML書き出し

・input format →image(.png)を選択    ※size が正しいかどうかを確認

・output format → Roland Mill(.rml)を選択  x、y、zのmin 20→0に変更

・Process  PCB traces(1/64)→表面を削る【trace】
・PCB traces(1/32)→アウトラインを削り出す【Drill,CutOut】

(今回使用の工具 銅板の場合)
・cut depth 0.5(mm)     ・stock thickness1.9mm  trace(1/32時入力)
設定後calculate→save

SRM-20 

・プリント基盤の固定
 基盤を両面テープで固定する際は5ラインほどテープを張ってしっかり固定を

切削途中で基盤が外れてしまうので
(100×150 にて3ラインで1度剥がれました)

ビットの取り扱い

ミリングビットは繊細!

取り扱う時は常に手を添えて、落とさないように気を使うべし。
取り付ける時は、ミリング中にビットが落ちないようにしっかり締めるべし。

SRMの使い方

FabLab鎌倉が丁寧にまとめてくれています.
SRM-20で基板を削りだす方法

はんだ付け


今回使うのはコチラのパーツ

  • AtTiny13
  • 8ピンソケット
  • コンデンサ(1uF)
  • 抵抗(100Ω)
  • 抵抗(49.9Ω)
  • 抵抗(10kΩ)
  • LED(赤)
  • LED(青)
  • LED(緑)
  • 紙フェノール基板