Dirty Prototyping

SCADで形を作りながら形状をつめていくことが難しいと判断したため、まず粘土を使ってざっくりとした形状を作ってイメージする作業を行いました。

汚くても問題ない!
これぞDirty Prototyping。

SCADでのモデル作成


http://www.thingiverse.com/thing:1369590
を参考にモデリングを始めました。

数学の計算をしながらモデリングをする必要があるで計算式を書きながら。。。
変数の設定が肝ですね。

SCADのインストール

下記URLから、各OSにあったパッケージをダウンロードします。
http://www.openscad.org/

今回はOSX版を使用。

Thingiverse Customizerにアップロード

ThingiverseのUpload画面でstlをアップロードするように、SCADのファイル(.scad)をアップロードします。


オープンソースライセンスの選択

ライセンスはCCを始め、GNU、BSDなどから選択することができます。
このライセンス設定により、データをダウンロードしたときにattribution_card、LICENSE.txtが一緒に配布されるようです!

Customizerであることのチェックボタンを押す

「This is a Customizer」のチェックボックスにチェックボタンを入れることで、Customizerデータであることを明示します。
これを忘れると、単にデータがアップロードされたのと同じように扱われ、WEB上でパラメータをいじる事が出来るようになります。

Thingiverseでの確認

Customizerでアップロードしたデータを確認してみます。

実際にアップロードしたURLが下記になります。
http://www.thingiverse.com/apps/customizer/run?thing_id=1374384&code=f890b8f5225b38cb4dda95310208ad5e


無事にアップロードされている事を確認しました。
変数は、スクリプト内で定義された変数が自動的に検出されてテキストボックスとして表示されます。
逆に内部だけで使う変数を隠す方法もあるのでしょうか。。。。

STLをダウンロードして出力

ダウンロードされたSTLファイルを3Dプリンタで出力します。
無事完了しました!!

パラメータを調整して、機能を満足する形状を模索したいと思います。

以上!

ご協力いただいたFabLab北加賀屋の皆さん、WSに参加いただいた皆さん、長丁場の作業ありがとうございました!!