今までの製品は、メーカーの中でも一部のエンジニアが製造に関しては知っていればよく、あとの人は基本的にものづくりには参加しませんでした。
しかし、Fabが広がり、プロダクトに関してもオープンソース化・誰もが気軽に作れることが求められている今、ユーザーと製造者の境界は曖昧になりました。
そういった今、ただユーザーが使いやすいという点だけではなく、いかに組み立てが簡単か、いかにカスタマイズがし易いかを重視してプロダクトも作っていく必要があると考え、その考えをプロダクトに反映した。
図2 「ファブ社会の基板設計に関する検討会報告書 ファブ社会推進戦略~Digital Society3.0~」15p より