作るきっかけ

心配性の私はドアを閉めたかどうかが心配なことが多く、鍵を閉めたかどうかを何度も確認したり、閉めたはずのドアの心配をする時がありました。
その問題を解決するために最初はIoTのドアシステムを購入しようか検討しましたが、いきなり数万もするものを買うのも怖いので3Dプリンタと比較的安くて簡単なセンサーで作ろうと思いました、

鍵を閉めたが心配しないために

鍵を閉めたかどうかを心配しないようにするには鍵を閉めた状態を確認できれば良いので、ドアを閉めた時に普段使っているLINEにドアを閉めたというメッセージを送れればきっと解決するはず。

製作過程

センサーを1から作ると大変なので、まずはMESHという五千円ほどのセンサーを購入。バッテリーが1ヶ月はもつのと難しいプログラムなしでLINEにメッセージを送ることができます。

CADデータを作成

Fusion360で3Dデータを作成
ドアにぴったりつくように作成。
この時ドアのロック部分に少し余裕があっても間に詰めれば良いので少しだけ余裕を持ってデザインします。

3DデータはGitHub上にあげましたのでご自由にどうぞ
3Dデータ

3Dプリントを行う

3Dデータができたら早速プリントをします。
この時、普段の硬いフィラメントでは少しの誤差でガタつきが起きてしまうのでゴムライクの素材でプリントします。これで振動に強くぴったりのケースになります。

装着

完成したケースにセンサーを装着します。

完成

早速ドアにつけて使ってみます。

するとほぼリアルタイムで音がなり、ラインにメッセージが届きます。

感想・数週間使ってみて

数万ほどするIoTのドアシステムに比べるとかなりシンプルな作りではありますが、実際に使ってみると開閉の心配だけでなく、自分がいつ帰ってきたかなどの生活リズムもわかるようになりかなり重宝しています。
また、お子さんがいる家庭などでは子供がいつ帰ってきたなども一目でわかると思いますので3Dデータをダウンロードして一度使ってみてはいかがでしょうか。