はじめに


この機材でできること

  • 直線カット
  • 斜めカット(刃の傾き45°まで)
  • グルービング(溝加工)
  • インクリメント(繰り返し移動)
  • →等間隔の溝加工
  • オーバーサイズアングルカット(追い込みカット)
  • →切り捨てたい寸法カット
  • 自動計算モード
  • →不等辺マイターカット(留め加工の角度計算機能)
  • →図形計算(三角形、台形、五角形)

加工可能なサイズと素材

  • 木材、アルミ、樹脂(当館の環境では木材のみ加工可、アクリルは要相談)
  • 最大切断長 3105mm
  • 最大切断高 
  • スコアリングカッター未装着時 
  • ノコ径455Φ 垂直時152mm 45°時105mm
  • スコアリング使用時 
  • ノコ径405Φ 垂直時127mm 45°時89mm
  • ノコ径305Φ 垂直時77mm   45°時51mm

他の類似機材との違い

  • NC制御が可能
  • けびきの刃があり、バリが出にくく、キックバックも起こりにくい
  • 刃が大きく、厚い材料の加工が可能
  • 最大加工サイズが大きい
  • (クロススライドテーブルは3705mmまでめもり有り)
  • (リップフェンスは1000mmまでめもり有り)

禁則と注意事項

  • そで、髪、NO手袋
  • 刃の延長線上に手や物を置かない

利用のルール

  • 事前予約制
  • 加工材料の事前報告
  • 機械室利用の申告

利用の手順

  • 2Fのオフィスで受付
  • 服装チェック
  • 材料の確認

テクニカルデータ

主軸回転数
2000~6000rpm

機材の準備


始業毎に行うこと

・デジタル表示類の表示のリセット(表示値の確認)
・主軸及びスコアリングの刃物が正しく確実に取り付けられているか確認
・ライビングナイフ、セーフティフード等の安全装置が正しく確実に取り付けられているか確認
・各目盛り板が正しいか、確認
・運転時に異音等の異常はないか、確認
・デジタル表示部の電池残量のチェック

デジタル表示リセットの仕方

  • 本体を最小値まで移動
  • スイッチ(緑のボタン)一段目と二段目を同時に3秒押す

加工1

  • デジタル表示クロスカットフェンス数値の設定
  1. 加工したい寸法にガイドを合わせる
  2. 固定ツマミを回しガイドを固定
  3. 微調整ツマミで調整
  4. 刃に接触しない位置までテーブルを減退
  5. テーブルに材料をのせる
  6. フリップストップに材料をあてがう
  7. 必要に応じてクイックアクションクランプ、材料押さえ治具を使用する
  • リップフェンスの設定
  1. 制御パネルでリップフェンス数値入力
  2. 材料をリップフェンスに沿わせ治具等を使い押さえる

  • stop1 約150~1510mmの範囲
  • stop2 約460~1835mmの範囲
  • stop3 約1835~3200mmの範囲

加工2

  • 主軸ON
  • スコアリング軸ON
  • クロスカットテーブルを前方にスライドし材料を切断

片付け


終了手順