はじめに
機材概要
インクのバインダーとして紫外線硬化樹脂が入っています。
CMYK(シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック)以外にW(ホワイト)とG(グロス)とP(プライマー)が利用できる。
複数回の塗り重ねが可能。
様々な材料や曲面へのプリントが可能。プライマーを下塗りすることで塗膜の食いつきも向上する。
色のついている物にもホワイトのインクを載せることで発色が向上。
加工可能なサイズ
最大加工可能サイズ 800mm(W) x 360mm(D) x 100mm(H)
最大印刷幅 770mm(W) x 330mm(D)
最大質量 8kg
加工可能な素材
高さ(厚み)100mm以内
紙
木材
樹脂
金属
etc...
禁則と注意事項
蓋を開けっ放しにしてはいけない
ポリプロピレン、シリコン、鏡面加工のされているものへの加工
食器や衣服などの人体に直接触れるものへの加工
表面に凹凸のあるものへの加工
インクカートリッジが切れたら入れ替えないとその色を使わないとしても
プリンター自体が使えない。
利用のルールと手順
事前予約制
予約時に内容を聞き、注意事項、準備物を伝える。
当日はofficeへ来てもらい、
初回は導入を行う。
データについて
データの準備
事前にIllustratorのデータを準備してくる
推奨するファイル形式その他条件
データの持ち込み時
.ai(バージョン指定なし)
*テキストはアウトライン化してくることを推奨する
ジョブコントロールに書き出す場合
.pdf
.eps
読み込み可能なファイル形式
機材の準備
ワークフレームの設定
ワークフレーム書く
レイヤー分け
加工フレーム(outline)
cmyk
特色(white/gloss)
最低限上で分けとくと楽
ホワイトとグロスの設定
スォッチがあり
ダウンロード
ホワイトを印刷したい部分は、>これ
グロスを印刷したい部分は>これ
??????で保存
epsで保存
事前加工(既製品)にプリントする場合
プリント用のガイドラインを作成する必要があります。
ガイドラインレイヤーを作成し、加工対象の輪郭を作成してください。
プリント対象を採寸
アウトラインを作成(プリントしたい図形や写真を任意の位置に配置する)
UVプリンタでアウトラインのみ出力
プリント対象をアウトラインに合わせて配置
セッテイング(高さ合わせ)をし本出力
後加工をする場合
テストプリント
テストプリントをしましょうう
バキュームon
機材の準備
ホワイトインクの準備
ホワイトインクカートリッジの中身はチタンの微粉末。重いからすぐ沈殿する。
なので使う場合は、印刷前にインクカートリッジを取り外し、10回程度振る。
カートリッジの抜き差しの方向を間違はないようにすること。
間違うと抜けなくなる。
エアーを吹く
プリンター内にホコリが溜まっている場合があり、
プリント結果に影響がでるのでエアーを吹いて予めホコリを除去する。
静電気を取る
主にテーブル上面を静電気除去シートで機械内を軽く拭く
メディアの脱脂
メディア表面に汚れやホコリなどがついてたら
プリント結果に影響がでるので、脱脂する。
電源を入れる
前面の操作パネルにある電源ボタンを長押し
集塵装置の電源を入れる
メディアのセットアップa
テーブルの右下に1.5mm角の四角があり
その四角の右下が原点となる
メディアのセットアップb
印刷するには
印刷するメディアの位置とプリンターのヘッドの位置関係が適正では無いと、
うまく印刷ができないためメディアのセットアップを行う。
テストプリント
テストプリントで正常にプリントできているかを確認する。
印刷結果を確認してドット抜けや、インクがポタポタ落ちて無いかを確認して
もしなければ印刷に進む。
あれば適した方法でクリーニングを行う。
加工データの作成手順
プリントデータ作成
ULTRAのUVプリンター専用PCにデータを入れる
工程に合わせてにレイヤーを追加
Illustratorでデータを開き、
プライマー(下地)、ホワイト(特色インク)、グロス(特色インク/仕上げ)を
使用に応じてレイヤーを追加する。
プライマー/ホワイト/グロスのプリント設定
ツールバーのウィンドウからスウォッチライブラリーの中の
Roland VersaWorksを立ち上げ、プライマー/ホワイト/グロスの色をそれぞれ
当てはめていく。
編集データの保存
.pdf(アートボードありの場合)
.eps(オブゼクトのみの場合)
で別名保存をしてください。
下地にプライマー/ホワイトを使う場合
下地にプライマーとホワイトを打つ場合はオブジェクトから内側に1mmほど
オフセットされている方がキレイに仕上がる。
Roland VersaWorks Dualを立ち上げる
データを読み込む
Roland VersaWorks Dualを立ち上げたら
A入力かB入力のどちらかにデータをドラッグ&ドロップ
する。
プリント設定画面の立ち上げ
データを読み込んだらデータ名のところをダブルクリック
するとプリントの設定画面が立ち上がる。
レイアウト設定
【用紙設定】フラットテーブルのプリント可能範囲サイズで表記されてる
*テーブルの角全てにに1mm角の四角がある外側から外側までの範囲の数値る。
【拡大・縮小】書き出したデータサイズの大きさを変えない場合は倍率が100%であることを確認する
【印刷位置】何も触らなければフラットテーブルの右下の原点が印刷開始位置になっている。
プリントアウトについて
UVプリンターではプライマーからグロスまでのすべてのプリントアウトは
一気にまとめてはできない。下から順番にプリントの設定をしてプリントアウトを
行う。
品質設定
片付け
取り出し
成果物・下板取り出し
内部の清掃
使用ファイルの消去
デスクトップにコピーした使用ファイルは、毎回消去してください。
メンテナンス
ヘッドクリーニング
廃液ボトルの処理