おっちゃん&のどかのフォースMAKING(1)
いよいよ、今日から実際の屋台づくり。この間つくったダンボールプロトタイプがあるから現場で直観的に考えようと思って設計図も作らずふらり。
とりあえず「背負うことができる屋台」の「背中」の部分をどう作ろうかと思案する。板かな。でもあんまり厚い板だと重いしな……ある程度強度もほしい……
すると、
「もしかしたらこれ使えるかも」
おお、こんな素材を用意してくれているとは。スタッフさすがだ。硬質の塩ビ管。これだと軽いし、強いしいいかも。
すると……
のどかが「これね、こうした方がいいんじゃない」突然話しかけてくる。前回、最後に、私のプロトタイプに「やたい」という板を貼り付けてくれたし、手伝ってもらってはいたけど、
一緒に屋台をつくろう
と誘ってはいなかったし、話もほとんどしていなかった。なのに向こうから話しかけられるとは。
パイプとそれをつなげる部品を組み合わせて、つくってゆく。
こうして事前調整も、お互いの考えをシェアする打ち合わせもなく、あたかもジャズの即興演奏のようなものづくりが始まったのでした。