作製の経緯

比較的頻度の高いジョイントジャックを3Dプリンタースプリントで作図・作製しました。

対象者

デュピィトラン拘縮やPIP関節拘縮のある方

3Dプリンタージョイントジャック作製方法

①型紙を作製
②型紙をスキャン
③スキャンデータをFUSION360にトレース
④トレースしたものをスケッチ
⑤押し出し・トリミング
⑥STLファイルに変換
⑦スライサーソフトで3Dプリンター実行ファイルに変換 充填率20%
⑧QiDi i-fast 強化PLAで出力

3Dプリンタースプリント ジョイントジャック 成型方法

①ヒートパンを使用 強化PLAはすぐに硬化するためあらかじめ成型しておく。
②指尖部などのアーチはヒートガンで成型する。
③ベータパイル・蝶ナット・丸ねじ・ナットは市販のものを使用する。

3Dプリンタースプリント ジョイントジャックの利点

①カット・穴あけの作製工程を省略できる。
②軽い。
③見た目がよい。
④作成時間・費用を削減できる。
⑤データを再利用できる。スライサーソフトで縮尺を変更できる。

3Dプリンタースプリント ジョイントジャックの留意点

強化PLAは加熱後の硬化が早いため作製には慣れが必要。