対象者
手指伸筋腱損傷術後の方
前骨間神経麻痺の方
作成に至った経緯
アウトリガースプリントの作成は90~120分時間を要する。
作成時間の短縮と、経験の浅いOTでも作成可能にすることを目的とした。
どの様に作成したか
Fusion360で作図した。スライサーソフトはCuraを使用。3DプリンターはAnicubic Mega Xを使用した。
素材はPLAで60度以上の加熱でモールディング可能
牽引具にはベルクロストラップとヘアゴム
固定具にはベルクロストラップとベルクロオス(シール付き)を使用
対象者がどのように変化する装具なのか
伸筋腱損傷後、リバースクライナート法で安全に手指の屈曲伸展が行える。
前骨間神経麻痺後、手指伸展回復までのエロンゲーションを予防できる。
使用方法
牽引具に指を通して手のひら、手首、前腕をベルクロストラップで固定する。
牽引具により、手指伸展は牽引の力を利用できる。