作るべきパーツは3Dプリンターで印刷した型だけではない。
「草履であるからには木材も使いたい」と考え、型と同じ和柄の配置の草履の下のパーツをレーザーカッターを用いて作ることに。
しかしこれもまた一筋縄ではいかなかった。
1枚目のデータの画像から見て取れるようにカットする柄は非常に細かくレーザーカッターの出力調整が非常に難しかったのである。
レーザーの移動速度が遅すぎたりすると2枚目のように柄の部分が焼けてしまう。
3枚目のような綺麗なものを二足分作るために実に5枚ほどの木材を費やした。
また時期も時期で「デジタルデザイン基礎」の最終課題とも被り、DFF-Wが空いている時間を狙うのもまた一つの困難となった。