アイデア出し

今回はびっくりするくらいアイデア出しに時間がかかった。
話し合った結果土自体をプリントしたら、植木鉢の代わりになったりして面白いのではないかという意見になったので粘土と土の配合を変えつつ作ることを決定。

アイデア1

水に溶ける土とそうじゃない土混ぜて作るという案。雨がかかることによって形が変わったら面白いなとおもった。根の張り方とかで形が変わっても面白いかもという話になった。しかし形があまり思いつかないのとpotter botで作れるイメージができなかったので不採用。

アイデア2

粘度の高めの土を使って多肉植物を育てるという案。
水やりをあまりする必要がなく、硬い土で育つので、プリントしやすく美しさを保てると思った。
形や色勝負になるかな?しかしテーマである「育てる」とは少し離れてしまう気が、、、

アイデア3

根が張りやすい植物のための土とその構造を考える。根が絡みやすい構造が考えられるかなと思った。が、実際は根には何もしないでのびのびさせてあげるのが一番優しいらしい。

最終決定

原点に帰ってもう一度土だけで作る意味を考えた。植木鉢は素材によってデメリットメリットがある。そのデメリットを全て解決する目的で作ろうと思った。穴をあけたのは表面積を大きくしかったから。

形

表面積を大きくしたい
コッホ曲線を使ったら表面積を大きくできるのではないか
あと単純に綺麗だから使いたい


マテリアル


粘土

ユザワヤの特こし。陶芸・粘土コーナーにあった。色々混ざってるもの。

土壌

花と野菜の土、Candoで購入。肥料が入ってるらしい。

モデリング


穴のやつ


コッホ曲線

http://web.arch.virginia.edu/sarc6710/Handouts/whshops2014/rhino/workshop17.html

上のリンクからダウンロード

上のリンクからダウンロードできるghコンポーネント(誰かが書いたpythonコード?)をつかった

色々モデリング


いい感じに捻った

右から2番目のものを使うことに

スライス


vaseモードは外のシェルだけプリント

Vase mode、一筆書きの意味を理解していなかった
一番外のshellしかプリントしてくれない、、困った

底面は足せた

bottom layerを増やせば底面作れた

potter bot修理

https://fabble.cc/okawaracherry/potterbot-fabnow

土作り

potter botが果たして使えるのかという状況の中作る土。

実験

ラップの上に出してみて実験。粘土に対して土が二倍か三倍くらいがちょうどいいのではという結論になった。

粘土混ぜる

水を混ぜる結構筋肉を使う。

土を混ぜる

土の粒子が荒かったのでビニール袋に穴を開けて漉そうと思ったが、びっくりするくらい時間がかかったのででかい塊は自分の手で取り除くことにした。

できた

硬さはいい感じ

出力できなかった

エクストルードされない
Simplify のControl machineで吐出しようとした
細かい石や、繊維が引っかかって吐出されなかった

potterbot回二週目に突入

気を取り直してモデリング

フィードバックで言われた反応拡散を使ってみる

http://www.karlsims.com/rd.html
反応拡散がなんなのかしらべたり、

https://www.grasshopper3d.com/forum/topics/2d-reaction-diffusion-to-3d
これを使ってつくってみたり

ラティス構造を調べたりしたが、植物を育ててるのに良い、ということに結びつけにくかった

良い土とは何か調べる

団粒構造とやらがいいらしい


http://blog.nekkoya.shop-pro.jp/?eid=3

隙間をあけてモデリングしてみる

団粒構造を真似してモデリングしてみた
丸の位置が交互にずれているので、隙間に水がとおるのでは?

土作り


土を変える

繊維質が絡まって出ないことが問題だと思ったので、もっとサラサラな土を買いにいった。ダイソーで購入。

粘土は変えずに追加購入。

こねる

粘土の量を多めにしてみた。結構見た目は粘土。一対一が目安。

出力

全然うまくいかない。振れば(?)出てくるけど、出力が出来ない。なめらかで いい感じなのに、、、!

ノズルを外す

少しでも繊維質だとノズルにつまる。
ノズルがついていないものだとつまらないことがわかった

ノズルを付けたままにするのは諦めた。
粘土も柔らかくすることにした。

出力

出力はできたが、思った形にならない。粘性が高すぎてボトボト点が打てないことがわかった。このモデルは諦めることにする。

モデリングをし直すことにする

もっと単純な形しないと太いノズルが対応できないということでもっとシンプルな形にする。ギザギザとかはどうだろうか。

はじめに出た案に戻ってきた気がする。

Fabrix

Fabrixでつくったものを出力しようとした

fabrix


simplifyでみると。。?

途中で出力ストップ

原因はわからない

やめた


続き


モデリングし直し

もうシンプルにrhinoでモデリングした方が良いのでは?ということでgrasshopperを使って穴の空いた構造を作る。

モデリング

穴の位置が上下で少しかぶるようにした
保水しつつ、撥水性の良い構造を目指した

PLAで出してみた


スライス


出力

粘土が硬いのか主力が止まってしまったので手押しで出してみた。今までで一番積めたのだが、とにかく汚い。穴も空いてない。

できたやつ


リベンジ

一本で書けるようにエクストルーダーの太さを変更。土も水を足して柔らかくしてみた。

potter bot

同じサイズの筒なのに、少し細いのと太いのがあった
細いのだと手動でも回せなくなってしまったので、太いのに変更

出力途中

形は汚いものの、穴は空いてることは確認できる。

最終形態


出したかった穴は見える