はじめの課題
スキャンする
とにかく難しい。距離をキープし続けなくてない体幹が必要。
黒っぽい服は着ちゃいけないのと、撮られる側は絶対動かないことに注意。
rhinocerosでインポート
腹立つ顔をしている
顎の出っ張りを消した
DelateMeshFacesで消して、FullMeshHolesで穴を塞ぐ。
メッシュ数を5000まで下げる
アタッチメント
身体拡張をするアタッチメント、と聞いて自分が普段使ってるものは何かあるかなと思ったときにバレーボールのサポーターを思い出した。私は中学の頃からバレーボールをしていて、ポジションはリベロであることが多かったのでサポーターはとても必須だと感じていた。
アイデア出し
サポーターとは衝撃から体を守ってくれること、また安心感から思い切りのいいプレーができるようになるように使われることが多いが、一方で動きづらいからと嫌う人もいる。特に肘サポーターはやはり膝よりもフィット感に敏感な人が多いなと個人的に感じてるので今回は肘サポーターを選んだ。
腕をスキャン
ライノに取り込む。綺麗にとれたけどどこがひじかわからない()
肘先の長さを測って拡大し、大きさを原寸大にした。
型取り1
なんとか肘の部分を切り取りたいと思っていたところ先輩からprojectというコマンドを教わった。射影をしてくれるらしいので使ってみることに。が、そこでこのスキャンした物体はメッシュであるということに気づく。MeshtoNURBでサーフェスにする。めちゃめちゃ重くなった。
型取り2
そしていざ、念願のprojectをしたが、、、まあそうなるよね。射影なのでこの向きは不適。
手を横に倒して実行もしたが、冷静に射影して切り取ってどうするんだと思ったので別の方法を考える。
型取り3
projectを調べていたら、splopというコマンドもあることを知った。これはどうやらオブジェクトを曲面のサーフェスに変形配置できるものらしい。早速やってみるがそうじゃないという感じだったので不採用。
型取り3
結局BooleanDefferentで引き算をすることにした。直方体を作って重ね、実行する。うまくいった。
型取り4
できたもの
形整える
角の丸みを出したくてフィレットをしたが、何回やってもうまくいかず、結局splitすることにした。曲線を押し出してサーフェスを作り、分割。できた。
素材選び
クッション材じゃなくてはいけないので一番柔らかそうなninjaflexを採用。
自分のいらなくなったサポーターも分解して見た。
ちなみにし市販のサポーターはEVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)、高級なものだとSBR(スチレンブタジエンゴム)でできていることが多かった。
できた
できた。インフィルは10パーセント、速度1200mm/分、温度は上が240度でベッドが60度。
とても綺麗。
布を購入
ユザワヤで似たような布を購入。左は伸縮性の高いニットで右はメッシュ素材の布。
切る
分割しないと関節部分が動かないので、ハサミできる。ついでに両端の硬いところも切り取った。
メッシュの生地で縫う
メディアセンターのミシンを初めて使った。準備にめちゃめちゃ時間がかかった。
メッシュの生地でパッドを囲むように縫う。パッドとパッドの間も忘れずに
ニットの生地と合体
ニットの生地を折って縫い、パッドと合体。
完成
ぱっと見は普通にサポーターな気がする。
アタッチメント2
作って行く段階で、骨盤のサポーターも作りたいと思って、作ってみることにした。私はフライングレシーブを高校できちんと教わらなかったので、飛び込むときに大体骨盤の骨が出てるところあざができる。フライングレシーブの練習をするにしてもぶつけるリスクが毎回伴うので、練習で思い切り試せる為にも骨盤サポーターが欲しいとずっと思っていた。写真は高校引退試合後の私の腰。
スキャン
センスで腰回りをスキャン。ちょっとここでは公開できない感じの写真がとれた。
モデリング1
腰の部分だけを切り取る。今回は骨盤の出てるところがわかりやすい。
モデリング2
肘のモデリングをした時みたいにメッシュをサーフェスにして引き算しようとしたが、うまくいかずに失敗。りょうまさんに質問したところ、メッシュはサーフェスにしない方がいいと言われた。ここには書かないが色々納得感動した。メッシュとメッシュで引き算を行う。引き算前のスクショをとっていたと思ったのにとっていなかった。ショック。
出力1
この浮いたのメッシュを平面に戻す作業がとても難しかった。ライノとsimplyfy結局どっちも完全に綺麗に戻せなかった。どうやったらうまく行くのか知りたい。
出力2
一個はまず出せた。設定は肘サポと同じ。
出力2
もう一個出そうと思っていたが、、、失敗。めずらしい!積層中に剥がれたと推測。
出力2
また失敗した、、、なんで??でもsimplyfy見たら確かにこれがなんで成功するんだと思うような軌道を描いていたので、z軸をプラス方向に1mmあげた。
縫う
肘サポと同じようにメッシュ素材で囲った後、自分の体につけてまち針でとめる。それから縫う。
反省
・絶望的な手芸力
・メッシュ素材が微妙に肌触りが良くない。
・3dプリントしたものをハサミで切るのがなんとも効率が悪いというか勉強にならないことだった。
・ninjaflexが重くて思ったより柔らかくない。これはインフィル10%でもこうだったので他の素材の方が本当はいいのかもしれない。
・インフィルの向きを考えてなかった。
・骨盤サポが完成しなかった。
学んだこと
・サーフェスとメッシュの違い
・インフィルの効果