How to use paper cutter "CAMM-1 SERVO GX-24"

Created Date: 2015-12-10/ updated date: 2018-03-13
    Owner & Collaborators
    License
    Summary
    RolandのカッティングマシンCAMM-1 SERVO GX-24の使用マニュアルです。
    このカッティングマシンは基本的に台紙付きのものしかカットできません。完全に切断したい場合は、もう一つのカッティングマシンScanNCutをご使用ください。
    本マニュアルはファブラボ太宰府での使用環境に合わせて作成した使い方となります。
    正式なユーザーマニュアルは、Rolandホームページ(http://www.rolanddg.co.jp/support/cutting/camm1/index_gx.html) で公開されています。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • 台紙がついたシール状のカッティングシートのみ可能。
            (ペーパーのみは難しい)
            • 取り付け可能なシート幅
              50mm~700mm

              取り付け可能な長さ
              平型シート:100mm以上
              ロールシート:1600mmまで

              最大カッティング領域
               584mm×24998mm(動作可能範囲)
              ※精度保障範囲は1600mmまで


              厚さ
              Aシートの厚さ:0.1mm以下
              B台紙を含む厚さ:0.3mm以下 (シートの取り付けは1.0mmまで可能)
            • ◆カッティングキャリッジ
              ここにカッターホルダーがついていて、左右に動きます。
              電源ON→左右の矢印ボタンで移動
              電源OFF→手で動かせます

              ◆ピンチローラー
              2個ついています。
              ピンチローラーの間をカットします。
              レバーが上がっている状態で手で動かせます。

              ◆カッターホルダー
              ここにカッターの刃がついてます。
          • 1.シートをセットする
            2.電源をいれる
            3.カッターの刃確認
            4.テストカット
            5.カット圧変更→テストカット ※必要な場合
            6.原点設定
            7.データ作成
            8.カット
            • (ユーザーズマニュアル(p32-41)に詳しく記載されているので、そちらも参考にしてください。)
              • カッティングマシンの後ろにロールとその台を置き、レバーが下がっていることを確認する
              • 1.一番左にシートを合わせる
                2.シートがガイドラインにかかる位置までシートを引き出す
                3.ピンチローラーをピンチローラー位置確認用マークの下に配置する。

                ピンチローラーにはさまれた範囲でしか加工できないため、必ず加工したいサイズに合わせた位置にピンチローラーをセットする!
              • シートの左端をガイドラインと並行になるようあわせる
                ※特にロールでカットする場合、少しのずれているだけでも、大きなズレに繋がる
              • レバーを上げてシートを固定する
                ※勢いよくレバーを上げると破損することがあります。レバーの操作はゆっくり。
            • ネジを支えながらカッターホルダーを差し込む。
              写真のようにきちんと差し込んであればOK。
              基本的には、カット圧で切れ具合を調整するので取り出さない。
              • シートを[ロール]か[ハザイ]を選択する。([ハシ]はあまり使わない)
                ロール→W(幅)のみ計測
                ハザイ→W(幅)/L(長さ)を計測
                長い素材で[ハザイ]を選択すると、全部読み込んで大変です!
                • [ロール]か[ハザイ]を選択する
                  1.電源ボタンを押すと自動でカッティングキャリッジが移動。
                  2.シート ノ センタク
                   *ロール
                  と表示されるので、そのまま【ENTER】ボタンを押す。
                • 自動でシートの横幅の長さを測ってくれる([ハザイ]なら縦の長さも)
                  ※動き出すので注意!

                • シートのロードが終わると、カット可能な幅が表示される
                  W=幅
                  L=長さ( [ハザイ]のときのみ)

                  今回はW(幅)271mm
                • 実際の範囲は図のように、ピンチローラーの間になります。
              • テストカットで切れない場合、カット圧変更する必要がある。
                そのやり方は次の9で説明する。
                • PEN FORCEと表記のある個所のつまみの目盛りを[0]にする。
                  ※基本的に動かさない!
                • テストボタンを1秒以上押し続けると、テストカットされる。
                • カットされた図形をピンセットではがして切れ具合を確認する。

                  下の台紙にすこし傷がつくくらいがいい
              • テストカットしてみて、うまく切れなかった時にカット圧を変更する。
                カット圧は 30gf~250gf

                [メモ]
                天神インキューブで購入したカッティングシート:150gf
                • 【FORCE】ボタンを押すと、写真のような画面がでてくる。
                  この場合は カットアツ 80gf
                • 【→】ボタンを押すと、画面の様に下に 【※値】が表示


                • 【↑】【↓】ボタンで値を設定する。
                  【ENTER】ボタンで決定。
                • 【MENU】ボタンまたは、【←】ボタンで画面にもどる。
                  変更後の値が表示される。
                • カット圧を変更したら、再度テストカットする。
                  このとき【←↑↓→】ボタンで刃の位置を移動させることを忘れない

                  テスト結果がOKになるまで、上記の手順を繰り返す。
              • カット位置を決める為に、原点を設定する。
                テストカットした場所と重ならないようにする。
                • 原点を設定すると、図の線より後側が加工範囲として設定される。
                • 1.【ORIGIN】を1秒以上押し続ける。
                  2.画面1が点滅する。
                  3.設定が完了すると、画面2が表示される。
              • データの作成ソフトは「Adobe Illustrator」と「Roland CutStudio」の二種類があります。
                ・Illustratorからの直接データを送る方法
                ・CutStudioでデータを読み込んでデータを送る方法
                この2つの方法を記載しております。

                [参考]CutStudioで使用出来るピクトグラムのデータが、Rolandから公開されています。
                • 文字はそのままの状態ではカッティングデータとして認識されません。
                  文字の輪郭をカッティングする場合は必ず「文字のアウトライン化」を実行してください。
                • オブジェクトの「塗り」は「無し」に設定します。「塗り」のあるオブジェクトは2度切りしてしまうことがあります。
                  なお白色は「塗り無し」ではありませんのでご注意ください。
                • Illustrator 9以上のバージョンに対応した機能である透明、ぼかし、ドロップシャドウなどの効果を使うと、カッティングができません。
                • アンカーポイントが256個を超えるパス/複合パスはカッティングできません。パスを切断しアンカーポイントの数を減らしてください
                • カッティング線の色は問いませんが、線幅がバージョンによって異なります。
              • CutStudioという専用のソフトでデータの作成・出力が行えます。ここでは、データの出力について記述します。
                • 1

                  0
                  1.[インポート]をクリック→データを選択
                • 2

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                  2.[カット]をクリック→ダイアログが出現
                • 3

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                  3.ダイアログの[プロパティ]をクリック
                • 4

                  0
                  4.サイズタブの[本体から取得]をクリック(シートをセットした際に本体で読み込んだ値が反映されます)
                  ※本体とパソコンをUSBケーブルで接続すること!
                • 5

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                  5.動作設定タブでカット速度を設定して[OK]をクリック
                  ※[本体の設定]をクリックすると1~8までの数字がプルダウンで表示され、各数字ごとにカット速度の設定を保存できます。
              • 1.メニューより[ファイル]クリック
                2.[プリント]をクリック
                3.画像のような画面がでたら、プリンタの所を
                【Roland GX-24】を選択
                4.[プリント]をクリックすると、カットが始まる

                • カットの速度を変える手順について。
                  速度を遅くすると、細かい部分もきれいにカットできます。
                  データによって差異はあります。
                  • 1

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                    1.ファイル→プリント→プリンタを【Roland GX-24】を選択
                    2.プリンタをクリック
                  • 2

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                    【RolandGX-24】をクリックし、[プリンタ]をクリック
                  • 3

                    0
                    印刷設定の画面がでたら、【動作設定】のタブをクリック
                  • 4

                    0
                    1.[設定]の所を【1】にする
                    2.速度を入力する
                    3.[OK]をクリック
                    4.[プリント]をクリックするとカット開始
                • イラレからカットするときの注意点をまとめました。
                  • Windowsドライバで設定したかティング範囲よりもアートボードのサイズが広い場合、正常にカッティング出来ないことがあります。アートボードを狭くするか、ドライバのカッティング範囲を広くして下さい。
                  • データはアートボードからはみださないこと。
                  • ドライバのオプションタブの[高解像度]オプションをOFFにしてください。
                    ONの状態では、409mm以上の長さのカッティングができなくなります。
                Add Card Order

                References

                  Usages

                    Project comments