謎食材でバーガーを作ってみた

Created Date: 2021-02-08/ updated date: 2021-02-09
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    与えられた謎の缶詰を使ってハンバーガーを作る

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          Making

          • 缶詰の中に入っていたのは魚の肉だった。
            光沢のある液体に満たされていることから、オイル漬けだと予測できる。
            食べてみるとツナの味がした。これはツナ缶だったのだ。

            市販されているシーチキンより美味しい気がする。
            パサパサしておらず、魚の旨味が強く感じられる。
            • どういう食材と合いそうか考えてみる。
              ツナといえばマヨネーズ、ツナといえばツナサンド、ツナといえば・・・
              色々考えてはみたものの「これだ!」というひらめきはない。
              一度バンズに挟んで食べてから考えることにした。

              とはいえツナだけで挟むわけにはいかないだろう。やはりハンバーガーに野菜は欠かせない。
              レタスとサニーレタスを数枚ちぎって冷水に浸した。こうすることでシャキッとするらしい。
              • バンズを半分に切ってトースターで焼いた。

                もらってからしばらく経っていたのでバンズがちょっと固くなっていたが、バルミューダで焼いたら少しふっくらしたような気がする。
                ロールパンモードで3分焼いた。
              • 個人的な好みだが、僕はパサパサした食べ物が苦手だ。
                ツナはパサパサしがちである。バンズの方も焼かれてパサパサしている。
                そこで、パサパサ感を無くすために、バターを塗ってしっとりさせた。
              • バンズの下の方にとろけるチーズを載せてトースターで1分焼いた。
                その上にツナを載せて、ちぎったレタスを上に載せる。
                軽くマヨネーズをかけて、バンズで挟む。
                これで完成。
                ツナ缶を使ったハンバーガーとしては極めてシンプルな食べ方だ。
              • 使っている具材からして当然なのだが、ツナサンドの味がした。
                そもそもの具材のツナが美味しいので、味は美味しい。しかし、ハンバーガーを食べている感じではない。パンがちょっと分厚いツナサンドを食べている。

                どうしてハンバーガー感がないのだろうか?
                ・肉にかぶりついている食感がないから?
                ・ジャンキーなソースがないから?
                ・メインの具材(ツナ)の量が少ないから?

                もう少し食べ応えのがあるものを作りたい
            • ツナ(シーチキン)はご飯にかければそれだけで美味しい食材である。
              だからバンズに挟んでもそれなりに美味しいと思ったが、全くもって役者不足なことがわかった。ではどうする?
              ・別の肉を持ってくるか?
              ・油で揚げてみるか?
              食材だけで色々試したいが、材料は限られているので無駄遣いはできない。
              さっき 1/3 くらい食べてしまったので、残り 2/3 しかない。
              • どうすればいいか考えていたところ、外野から「これどう?」とレシピサイトを見せられた。
                https://oceans-nadia.com/user/12769/recipe/120502

                肉の代わりにツナを使ってハンバーグを作れるらしい。

                レシピサイトを見るのは本末転倒感もあったのだが、ツナハンバーグというアイデアは悪くないと思ったし、ゼロから自分で考えて失敗して終わるよりはマシか・・・と、保身を考え始める。

                そういうわけで、これを作って挟むことにした
            • ツナハンバーグをレシピ通りに作っていくことにした
              しかし、パン粉がなかったので代わりにお麩を使うことにした

              卵の白身を1個分入れてみたのだが、レシピでは M サイズの1個分だったのに対して、使った卵が L サイズだったことが判明。どろどろになって固まらなくなる
              小麦粉を足せば良いという助言を受け、大さじ1の小麦粉を入れたところ、ゆるめのスライムぐらいの固さにはなった

              このような「違和感に気づいてリカバリーするスキル」は、新しい料理に挑戦するとき極めて重要であると感じた。
              プログラミングに例えると、エラーメッセージを読んでコードを直すデバッグ能力のようなものだろうか。そういう基礎能力の足りなさを感じた。

              • 両面に片栗粉をまぶしてフライパンで焼いていく。
                レシピには焼き時間が書いてなかったので色を見ながら焼いていった。
                あたふたしていて時間を測るのを忘れてしまったが、中火で片面3分ずつくらい焼いたと思う。

                ちなみにこの時、僕が「このレシピ時間が書いてない!」と嘆いていたら、「生でも食べられる食材しか入っていないから大丈夫」と言われて、なるほど!と思った。

            • レタス、ツナハンバーグ、茹でたまごを挟んでマヨネーズとケチャップで味付けした。

              茹でたまごを入れた理由は特になく、たまたまそこにあったので、「入れてみたら?」と言われて「そうだね」と言って考えなしに入れてしまった。もはや何のためにハンバーガーを作っているのかを忘れかけていたのかも知れない。今では後悔している。

              • 食べてみると、意外なことにそこそこ美味しかった。
                材料のツナがそもそも美味しかったので、具材に助けられた部分は大きい。
                家族で回し食べしてみると、みな一様に「あ、意外とイケる」というリアクションをしていた。


                「揚げないフィレオフィッシュだね」
                そう言われて、妙に納得した。
                魚の旨味は感じられるものの、油で揚げていない分、食べ応えがないのだ。
                そもそもフィレオフィッシュは普通のハンバーガーに比べて大人しい方のバーガーなのに、さらに食べ応えを取り去ってしまった。
                そう考えると途端にイマイチに思えてきた。
                バターを1個入れるとか、油を混ぜ込むとか、ひき肉を加えるとか、そういう大胆な発想が必要なのかも知れない。

                • COOP のハンバーグ(フライパンで焼くだけ)を焼いて、チーズとサニーレタスと一緒に挟んでみた。
                  (これは普通の昼食)

                  食べた瞬間「これだ!!!」
                  「俺は今!!!ハンバーガーを食べている!!!」
                  「肉汁ジュワーーーー!!!」

                  これには到底敵わないなと思った。
                  家族は皆こっちを選んだので、自分は粛々とツナバーガーを食べた。
                  余計に物足りなさを感じた。
                • サンドイッチならサッパリしたツナサンドでも十分美味しいが、バンズはもっと油っぽいものが合いそうだ。
                  単体で食べて美味いかどうかは、バーガーにして美味いかどうかと必ずしもイコールではない。
                  むしろ単体では油がしつこすぎて食えないような味の方がバーガーには合うのだと思う。

                  パテだけじゃ脂っこすぎて1枚食べられないから、バンズとレタスが欲しい。でもバンズとレタスを味わったら、今度はパテの脂身を感じたくなる・・・
                  こういうループに陥っているのだ。

                  ツナの食感とバンズの相性もあまりよくないかも知れない。
                  ぐちゃぐちゃに崩して練り物して焼いて、つくねみたいにしたら合うのではないか?

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