Sumobot Jr

この記事は Sumobot Jr with Arduino の兄弟編です。

Sumobot Jr はオープンソースのロボットカーのキットです。
元々は Arduino 用に設計されているものですが、今回は Raspberry Pi で制御します。
オリジナルから設計データを少し変更しています。
設計データやプログラムなどは Github で公開しています。

部品

  • Raspberry Pi 2 B
  • モバイルバッテリ
  • 連続回転サーボ SM-S4303R x 2個
  • 16mm ボール
  • ネジとナット M2.6x10mm x 12本、M2.6x15mm x 2本
  • 結索バンド 20cm x 2本
  • ゴムバンド #25 3mm幅 x 2本
  • 線材 少々

工具

  • レーザー加工機
  • 3Dプリンタ
  • 半田ごて
  • ドライバー
  • ぺンチ
  • ニッパー
  • ワイヤーストりッパー
  • キリ
  • ハサミ

レーザー加工機

  • 車体の設計データ (Arduino版と同じです)

3Dプリンタ

  • ボールキャスタの設計データ (Arduino版と同じです)

サーボの動作確認

サーボが所望の動作をするか確認します。
詳細は サーボの動作確認 へ

車体の組み立て

車体の作り方は、Arduino版 と同じです。
違うのは、上板に Arduino ではなくラズパイを固定すること。

配線

回路図

その1

オスとメスのジャンパー線を半田付けして、オス2口とメス1口のジャンパー線にします。

その2

モバイルバッテリーを車体に入れます。
モバイルバッテリーの上下に厚紙を入れると、ほどよい感じで固定されます。

その3

ラズパイと2個のサーボを結線します。ラズパイとモバイルバッテリーを結線します。

車体の完成


プログラム

ラズパイにプログラムを設定します。
詳細は 連続回転 へ

Sumobot Jr が左回転と右回転を繰り返せば、OKです。
動画はこちらに

その他のプログラム

  • WEBアプリ
  • Wii リモコン

課題

スペーサが3mm厚では足りなかった。
10mmくらい必要です。

その1

上板にラズパイを固定すると、コネクタの足があたり、基板がしなります。
どうやら、木材のスペーサだと、締め付けると、潰れるようです。

その2

ラズパイに電源ケーブルを挿す時に、横板が邪魔になり、ケーブルが挿さりません。
応急処置として、横板を切断しました。