UVプリンターはじめてガイド

まずは、加工可能条件について把握しましょう。

加工可能範囲

持参する材料のサイズ:700×300mm以下
アートボードのサイズ:700×300mm以下

加工可能素材

・木材(木目の隙間にインク入らない場合あり)
・アクリル
・紙(にじんでできない場合あり)
・皮革
・金属(反射率が高い場合は禁止)

禁止事項

・鏡面加工された素材の加工(反射光でヘッドが固まります)
・ポリプロピレン、シリコン、磁石の含有された素材の加工
・食器や衣類など人体に直接触れるものへの加工
・表面に凹凸のあるものへの加工(2mm以内なら可能)

データの作り方

jpegなどの画像を配置することもできますが、プライマー、グロス、ホワイトを使う場合は、そのオブジェクトがパスで選択できて容易に色を変えれる状態でないとすごく大変な思いをするので気をつけてください。

データの作成手順

①770×330以内で加工素材のサイズを決める
②Illustratorを起動する
③加工素材以下のサイズのアートボードを作成
④ドキュメントのカラーモードをCMYKにしておく
⑤プライマー、ホワイト、CMYK、グロスの4種類のうち、どのインクを使用するか決める
⑥使用するインクごとにレイヤーを作成する
⑦各レイヤーごとにオブジェクトを作成する
⑧.aiで保存して持参する

※プライマー、ホワイトは、0.02mm内側にオフセットするとよい
※ここまでやってから工房に来ること(データがないと何もできません!)

UVプリントのデータ例

UVプリントのデータ例にデータ作成例を載せているので、これをダウンロードして(chrome推奨)Illustratorでファイルを開いてください。レイヤーの表示/非表示をぽちぽち変えて、どのようなデータになっているか確認してみてください。 

※初めての方は必ず確認してから来てください

UVプリントした後にレーザーカットしたい人へ

UVプリンターで印刷した後レーザーカッターで加工をしたいなら、位置合わせのことを考えて、印刷する段階でレーザー用のデータも整えておくことが大事です。

イメージをUVプリントする際に、レーザー加工時の位置合わせ用のガイドも合わせてプリントしておきます。
その後、印刷されたガイドを目印にレーザー用のデータの位置を合わせをして加工します。

レーザーカッター のデータは、「ジョブサイズに最小化」(オブジェクトのみになる)して送るか、アートボードごと送るかの選択ができます。ここでは印刷するガイドと同じ大きさのオブジェクト(ただの四角いパス)をレーザーカット用のデータに用意することで位置合わせをしています。

加工可能条件の確認

まずは、UVプリンターとレーザーカッター両方の加工可能条件をチェックし、両方の機械に入るサイズなのか、加工してもいい素材なのか把握しましょう。特に、レーザーカッター で「塩ビの加工は厳禁」なので、よく読んでおいてください。
レーザカッター(trotec speedy 360 , 400)のページで詳細が確認できます。

データの作成手順

①UVプリンタとレーザーカッターの加工可能サイズを確認し加工素材とそのサイズを決める
②Illustratorを起動する
③加工素材以内のサイズのアートボードをCMYKモードで用意する
④プライマー、ホワイト、CMYK、グロスの4種類のうち、どのインクを使用するか決める
⑤使用するインクごとにレイヤーを作成する
⑥CMYKのレイヤーの四隅にレーザーカット時に目印にする十字マークを描いておく
⑦各レイヤーごとにオブジェクトを作成する(十字マークより内側に配置すること)
⑧レーザーカット用のレイヤーを用意し、カットしたい線をパスで描く
⑨CMYKレイヤーの四隅に作った十字マークと同じ大きさの四角を描く

UVプリントとレーザー加工のデータ例

先の手順がわかりにくい場合は、UVプリントとレーザー加工のデータ例を載せておくので、これを使って、どうにかがんばってください。

UVプリンター使い方動画

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UVプリンターはじめてガイド

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