居場所と言われると空間的なものを浮かべることが多い。しかし、森に居場所をつくるうえで構造体むき出しの空間的なものを構成していいのか。空間的なものを作ってしまうと森と人（木と人）と言う関係から進展しないのでは無いか。そこで木製のガーランドを作成することにより、木に括りつける行為が木と人をつなぐと考えた。自らが好きな場所を見つけ、そこにある木にガーランド(小さなもの)を括り付けることで木(大きなもの)が自分の（もの）と化して居場所となる提案をする。