アクリル板の切断
アクリル板は局所的には硬く、柔軟性にかけるので、カッターや木工用ノコギリなどでは切りにくかった。
アクリル板には人型にくりぬいた穴がいくつもあったため力がうまく分散せず、切断する際うまく固定して、力をかけることが難しかった。
また、セイバーソーでの切断はスムーズにいくと予想したが、プレートを切断する際にかけた力で大きく揺れてしまったためスムーズに切断できなかった。
アクリル板を木材の板で固定したら楽に切断できた。
●調べ...
アクリル板の切断が最もスムーズなのはレーザー加工機。
あらかじめ、設計データを作り、機会とつないで自動で切断をおこなう方法。
熱による切断のため断面を綺麗にカットでき、手作業では難しい細部のディテールまで作れる。
(大学内のウルトラにあるが、専門の業者以外は費用がかかりすぎるためなかなか使えないだろう。)
一般的に使われる切断ツールは「アクリルカッター」、「オルファカッター」、「超音波カッター」などだ。
カッターでの切断は切るというよりも、溝を掘るようなもので、何回にも分けて削っていく(回数は厚さによって異なる。)
そして、カッターをある程度(人力で綺麗に折れる程度)引いて、溝が深くなってきたら刃を押仕込むように徐々に力をかけて最終的にはテーブルの角に合わせて折る。(折った断面は白くなる。)もしくは、完全に切断できるまで切り続ける。
アクリル板を切断する際、テーブルも保護するためカッターマットを敷いたり定規を当てる、手で板を抑えるなど、しっかり固定しながら切る。
また、アクリル板を切断する際は紙型をつくっておき、なぞるようにしてカットするとやりやすい。
感想...
自分も含め他の班員もアクリル板の切断経験に乏しく、正しい切り方まで行き着くまでに時間がかかった。