LampShade

Created Date: 2015-06-22/ updated date: 2018-03-13
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    License
    LampShade by daiyamondo, asanoqm is licensed under the Creative Commons - Attribution license.
    Summary
    ヒョウタンを元に生物模倣を用いてランプシェードを製作する

    Memos

    • 5大要素抽出のスケッチ

      posted by daiyamondo on July 03, 2015
      ランプシェードの元になる生物から作成時のヒントに成り得る要素を抽出する作業を行った。
      1. 親和性:ヒョウタンの馴染みやすさは外見の法則から生まれているものだと捉え、太い部分と細い部分の繰り返しから法則を抽出する
      2. 官能性:ヒョウタンを撫でていたら女体の神秘を感じたため、人間が官能性が感じられる赤を外見に採用することで抽出する
      3. 湿度調節:
    • 材料選定/調達

      posted by daiyamondo on July 09, 2015
      ランプシェードの材料を選定し、調達してきた。使用予定の材料は以下の点になる。
      1. セルロース:吸水性に優れるセルロースマットを使用することにした。この材料が湿度調整機能を担うことになる。
      2. プラスチックダンボール:万が一、天井から落下しても被害が最小限に抑えられるような軽量で且つ光透過性を併せ持つ材料として選定した。
    • エラー&エラー

      posted by daiyamondo on July 11, 2015
      実際に材料をカットし、骨組みと傘部分(枚1/24枚)を組み立ててみた。課題点が点みつかり、大幅な設計の見直しが求められる状況となった課題点は以下の点。
      • 必要となるプラスチックダンボールの面積が現実的でない
      • 想定以下のプラスチックダンボールの光透過性
      • 組み立て難易度の高さ
      以上三点の課題を同時に解決する傘部分の材料をホームセンターにて模索中
    • 傘部分の素材・・・

      posted by daiyamondo on July 15, 2015
      フレーム部分を再設計し直し、アクリルと組み合わせて強度を増すことに成功した。
      構造体自体には不満がない段階に入ったが、ランプの傘部分の素材で再びエラーを経験した。第二作目としてビニールチューブ(直径2mm)を選択したが、光透過性の高さと隙間の空き具合で光が漏れすぎ、ランプシェードとしての役割が果たせない形になってしまった。
    • 再設計

      posted by daiyamondo on July 16, 2015
      組み上げ方法を見直し、より強度の高い組み方を考えた。
      また、傘の部分の従来のデザインだとレーザーカットする曲線距離が長すぎたので法則を失わずに曲線距離を短くできるデザインに変更した。
    • 切り出しデータ作成

      posted by daiyamondo on July 17, 2015
      部品数が多い為、素材を無駄なく使うことを考えて効率の良い配置方法を探った。
      また切り出した後にどこの部品か把握できるようにスケッチを描いた。
    • 最終切り出し

      posted by daiyamondo on July 17, 2015
      Z館のレーザーカッターをお借りし、70枚の傘部分のパーツを切り出す作業に入った。レーザーカッターで切り落とせていない部分は手作業でカッターによる切り出しになり、根気との勝負になっている。田中浩也先生が提唱している通りデジタルファブリケーション機器はまだ手作業と切り離せない存在であることを体感している。