3Dプリント羽ばたき機タケソプターNEO

Created Date: 2016-07-02/ updated date: 2016-09-05
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    Summary
    タケ(竹)+オーニソプター(羽ばたき飛行機)=タケソプター! が進化して、タケソプターNEOになりました。3Dプリンターで出力したパーツとプラスチックストローを組み合わせてゴム動力の羽ばたき飛行機を作ります。 少ない部品数なので簡単に組み立てられ、工作ワークショップアイテムにも向いています。

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • タケソプター 3Dプリントパーツ一式
            プラスチックストロー4mm径 長さ130mmX2本
            プラスチックストロー6mm径 長さ90mmX1本
            プラスチックフィラメント1.75mm径×長さ110mmX1本※1
            ピアノ線0.7mm径 長さ36mm※2
            養生シートもしくは薄手のポリ袋280mmX110mm
            模型用FAIラバー2.4mm幅X180mm(もしくは輪ゴム 2本)
            薄手の両面テープ
            ※1:プラスチックフィラメントは3Dプリント用の材料です。手に入らない場合は1.8mmの竹ひごでも可。
            ※2:ピアノ線0.7mm径が手に入らない場合は事務用のゼムクリップでも可
            • 先丸と先角のラジオペンチは、クランク用のピアノ線の曲げ加工に使います。100円ショップで入手可能。 カッターは竹ひごの切断や軽量化加工、翼面フィルムの切り出し、両面テープの細切り加工に使います。 ピンバイスは3Dプリントパーツの穴がふさがっていたり小さいときの穴開けに使います。0.8mmと1.8mmのドリルの刃が必要。 瞬間接着剤は部品の接合部をがっちり固定するのに使います。
              セラミックグリスは回転軸部の潤滑に使います。
            • STLデータを使って、お手持ちの3Dプリンターで出力してください。 身近に3Dプリンターがない場合は、出力サービスで注文できます。
              FDM方式の3Dプリンターで出力した場合、パーツがサポートパーツに固着していることがありますので、カッターなどで切り離し、やすりをかけて表面を整えてください。
            • 0.7mmピアノ線を曲げてクランクの後ろ半分(ゴムをかけるところ)を作ります。 先の丸いラジオペンチを使うと便利です。
            • その1で後ろ半分を作ったクランクを機首部品の穴に通します。穴がきついときは0.8mmのドリルで穴を拡げます。抵抗なく軽く回るようにします。軸部にはセラミックグリスをさしておきます。
            • 根元から5mmのところでピアノ線を直角に曲げます。その先8mm位のところでさらに反対方向に曲げ、クランクを作ります。
            • プラスチックフィラメント(もしくは竹ひご)にストッパ部品を通します。フィラメント先端から12mmのところで、瞬間接着剤を使って固定します。穴がきつくて通らない場合はドリルでもんで拡げてください。
            • フィラメントを機首部品の首の穴に後ろ側から通し、前から動翼パーツを挿して固定します。フィラメントは回転軸となりますので、機種部品との接合は軽く回転する位がよく、きつい場合はドリルでもんで拡げてください。また、回転部はセラミックグリスで潤滑してください。動翼パーツとフィラメントは瞬間接着剤で固定してください。
            • 機種部品および動翼パーツのソケット部に、4mmストローを挿し込みます。ゆるい場合はテープなどで固定してください。これで機体の骨組みが完成しました。
            • 模型用FAIラバーを結んで輪にし(もしくは輪ゴム2本)、ストッパーに画像のように通します。次に6mmストローに通します。竹串のような細いものでストローの中を押し通し、反対側からゴムの端を取り出します。取り出したゴムを胴体前部のフックにかけ、ストロー前部を胴体前部のソケットにかぶせます。
            • 養生シートもしくは薄手のポリ袋から、翼面フィルムを切り出します。幅280mm×高さ110mmの二等辺三角形です。半分に折って折り目をつけておきます。
            • 切り出した翼面フィルムを、1mm幅に細く切った両面テープで機体に貼り付けます。 まず胴体の背骨にあたるフィラメントに両面テープを貼り、翼面フィルムの折り目に合わせて貼ります。 次に左右の主翼スパーの上面に両面テープを貼り、翼面フィルムを中心から翼端に向かってしわにならないよう貼り付けます。

            • 組みあがった機体をテストしてみて、うまく飛ぶよう調整します。クランクを反時計回りに30回くらい巻いて、前上方に向かって飛ばします。 機体の背骨にあたるフィラメントが上方にハネ上がっている状態でうまく飛ぶはずです。 また左右どちらかに曲がる場合は、フィラメントを反対側に曲げると方向を調整できます。
            • 2.4mm幅のFAIラバーが標準ですが、輪ゴム2本でも飛ばすことができます。巻き数は、FAIラバーの場合最大100回は巻けますが、輪ゴム2本の場合最大50回程度です。巻き過ぎるとゴムが切れますので注意してください 。
            • タケソプターNEOは無尾翼機としてデザインされていますが、尾翼を付けることもできます。背骨のフィラメントを少し長めにしておき、食品用の発泡トレーの平らな部分を尾翼の形に切り出し、両面テープでフィラメントの後端に固定します。
            • 主翼スパーのストローの長さを変えて、主翼の幅を変更することができます。主翼の形や面積によって飛行キャラクターが変化します。主翼を大きくした場合は、ゆったり飛びますが、抵抗が増えるためゴムの本数(条数)を増やした方がよい場合があります。主翼を小さくすると、すばしこい飛び方になります。
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