材料学演習1:切断チーム ワークショップ

Created Date: 2018-05-16/ updated date: 2018-05-30
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    ワークショップ 感想

    posted by fluorite172 on May 16, 2018
    切断チームはワークショップとして「セーバーソーで木材からアルファベットを切り取る」をおこなった。

    参加人数は2人として、直線のみで構成されたアルファベットを選んでもらった。   ( T・ K )
    直線のみで構成された文字を選んでもらったのは、セーバーソーで曲線を切断するのには難があるからだ。
    チーム内では参加者2人に対してそれぞれ1人、指導係として。
    また、木材の固定・補助にも同じく1人ずつついてもらった。
    その他、全体への説明係、記録係に分かれて切断作業をおこなった。

    全体への説明に合わせて、各参加者についた指導係が説明をおこない、それに従って切断作業のステップをだんだんと踏んでいった。(作業手順の詳細はReportを見てください。)

    聞き取りやすい説明でみんなよく頷いてくれてはいたが、作業をしていたり、教えたりであまり切断の様子を見る事ができなかった人もいるのではないかと途中不安になった。

    「T」は8回切断する向きを変える必要があるが、「K」はさらに3回多い11回向きを変える必要があった。加えて、90度回転して向きを変える「T」に対して途中、鋭角の多い「K」は難易度が上がるので時間内に切り取れるのか心配にもなった。(残念ながら、時間内での切り取りはできなかった。)

    これは「T」と「K」両方に言える事だが、切り進めていくと、途中で「Gクランプ」などの固定器具とセーバーソーとの位置が重なってしまったり切断方向と体の向きが合わなくなるなどがあった。
    これには切る前に切り取り方の計画やいくつもの方法を試す余裕や時間も必要だった。

    わりと不安な中でのワークショップだったっが無事終える事ができた。
    (なんと時間内に「T」を切り取ることに成功した!)
    先生からの評価もわりと高く、なんだか達成感を感じた。。。

    ◉クラスメートからワークショップに対してのレスポンスはこんな感じだ。⇩

    ・「二つ同時平行だと混乱してしまうので一つに集中してやってほしかった。」
    (確かにその通りだと思う。だができるだけ参加者に体験してもらいたいという思いや、 2つの制作ブツがあれば比べて見ることもできて面白いのではないかとも思った。
    だが、今回は時間の問題が大きかったようにも思える。)

    ・「保護メガネ・防塵マスクを着用させなかったのは安全上よくないと感じた。」
    (安全の確保は何よりも優先されるべきことにも関わらず、そこに対する意識が向いていなかったことに強く責任を感じた。ワークショプを楽しんでもらうためにも安全の確保は必要不可欠だし、短時間の作業だからといって身体への配慮を怠ることは絶対にあってはならないことだ。当たり前のことだが、注意してくれてありがたかったしいい教訓にもなった。)

    ・「ブレード(刃)の交換についての説明がほしかった。」
    (ブレードの交換は材料・素材にあったものに交換する必要があるし、適応しないもので切断するとブレードを痛めてしまったり、最悪、折れてしまうこともあるので安全面から見ても説明する必要があった。((刃の交換に関しての詳細は Report を見てください。))

    ・サンプルの提示によって完成後のイメージがより鮮明になった。
    (具体的な例をあげると理解度が高まるということが再確認できた。
    よく思ってくれる人がいてよかった。
    練習がてら作ったものだったが、こうして役に立ってくれてよかった!)


    ◉まとめ・反省

    自分たちが体験して学んだことを第三者にわかりやすく、しかも言葉だけでなく、ワークショップという実践型・能動的な方法で伝えるのはおそらく初めての経験だった。
    役割分担をしつつも全体で一つの流れをつくって行くことの難しさや、重要な情報だけをピックアップして資料を制作することなど、普段私たちがイメージしているものづくりとは違った過程・工程を体験できたと思っている。
    本当に有意義な体験となった。

    今回の体験授業の主な目的は、道具に対しての安全意識や、初めて使う機械に対して初歩的な感覚を味わってもらうことにあったように思える。
    ウルトラファクトリーで機械を使うのも初めての経験になったし、今までに電動の切断道具を使ったことなどほとんどない私にとって、この授業での果たすべき目的は十分にクリアできたと思っている。
    あとは、今回、たくさんかいたレポートやメモを次回の授業・自習時に活かしていきたいたい!







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