9/7 フィンランド人の森での過ごし方
「森に住む先住民がどのように森で過ごすのか」という話があったと思うのですが、フィンランド人は現代でも森で過ごすことが日常の一部になっているという面白い記事を見つけました。
「森の中で数時間を過ごすと、健康に良い効果があることは、これまでの研究で証明されています。フィンランド人が森で過ごす典型的な例は、1回2~3時間。平らではない地面を歩くことで、体のバランス感覚や筋肉に良い効果を与え、新鮮な空気は活力を与えます」
「森を歩きながらベリーやきのこを探す行為には大きなリラックス効果があり、日常の忙しい生活で疲労していた脳を休ませます。風・水・鳥の声には、心を落ち着かせる効果があります」
「スマホやメールのお知らせ音、質問をしてくる同僚やクライアントから発せられる音は、脳の活動を邪魔しますが、自然音にはすぐに反応する必要もありません。森の中で邪魔されずに考え事ができることで、脳はたくさんの恩恵を得ています」
という部分はデザインのコンセプトにももしかしたら活かせるかなと思いました。
「森を歩きながらベリーやきのこを探す行為には大きなリラックス効果があり、日常の忙しい生活で疲労していた脳を休ませます。風・水・鳥の声には、心を落ち着かせる効果があります」
「スマホやメールのお知らせ音、質問をしてくる同僚やクライアントから発せられる音は、脳の活動を邪魔しますが、自然音にはすぐに反応する必要もありません。森の中で邪魔されずに考え事ができることで、脳はたくさんの恩恵を得ています」
という部分はデザインのコンセプトにももしかしたら活かせるかなと思いました。
小池さん
北欧の森は確かに居心地がいいですね。以前、フィンランドの北部の国立公園を散策しました。森を歩くシステムがとても上手くできています。
鎌倉の住職さんが、座禅を教えておられますが、人間を瞑想状態に持っていくのに森を歩いて足で感じる事がとても役に立つと言われてました。座禅の前に森を歩いて能をニュートラル状態に持って行ってから座禅に入るととても上手くいくようです。身体の面白さです。
鎌倉の住職さんが、座禅を教えておられますが、人間を瞑想状態に持っていくのに森を歩いて足で感じる事がとても役に立つと言われてました。座禅の前に森を歩いて能をニュートラル状態に持って行ってから座禅に入るととても上手くいくようです。身体の面白さです。
フィンランドについて追記すると、国立公園内には要所要所に焚き火小屋があってその横には薪小屋もあります。散策する人間は次の人が来る前提で、火を絶やさない、次の人のために火をつなぐ事をされています。
夏でも天候が悪いととても寒いです。小屋の中では男も女も一緒に着替えるのも僕にとっては目新しかったです。
夏でも天候が悪いととても寒いです。小屋の中では男も女も一緒に着替えるのも僕にとっては目新しかったです。
森田先生
フィンランドでは確か、「ベリー摘みの権利」みたいなのがあって、その季節には公有林であれ私有林であれ誰でも入り込んで摘んでいいっていう法律があったように思います。
こういう散歩する権利というのは結構ヨーロッパでは重要みたいです。大土地所有が進んでいるイギリスでは、田舎にトレッキングコースを作るとほぼ必ず私有地を通らざるを得なかったそうです。そのため、労働者階級の余暇運動としての始まったトレッキングは、最初は一種の政治運動でもあって貴族とかの私有地にガンガン侵入してトレッキングルートを認めさせる運動だったと聞きました。
欧米(特に米かな)には、浮浪罪とかもあるので、目的なくウロウロする権利って勝ち取る必要があったんですね。
こういう散歩する権利というのは結構ヨーロッパでは重要みたいです。大土地所有が進んでいるイギリスでは、田舎にトレッキングコースを作るとほぼ必ず私有地を通らざるを得なかったそうです。そのため、労働者階級の余暇運動としての始まったトレッキングは、最初は一種の政治運動でもあって貴族とかの私有地にガンガン侵入してトレッキングルートを認めさせる運動だったと聞きました。
欧米(特に米かな)には、浮浪罪とかもあるので、目的なくウロウロする権利って勝ち取る必要があったんですね。