日除けユニット

Created Date: 2021-11-25/ updated date: 2021-12-02
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    Summary
    ”トランプ柳”〜日除けユニットの作り方です〜
    この日除けユニットの形態は、柳や、枝垂れ桜の緩やかな曲線から発想を得ました。柳の葉を連想させる造りが日光を遮るのはもちろん、風通しがよいのも特徴です。各3ユニットはあえて強固な接着をしておらず、少し強い風が吹けば風車のように回り出します。
    天気と共に遊ぶこのユニットが心地よい空間を演出します。お一人でも、仲間と一緒にも、このユニットをぜひ楽しんでお使いください。 https://youtu.be/-UPAvoZYwAk

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

              1. トランプの短い辺が上下にくるようにして(文字が読める向きで)置きます。
              2. 短い辺の中央で縦に半分に折る。できた長方形を開き、(上記)1の置き方に戻します。
              3. トランプの底辺と頂辺の左右端を折り、4つの角の先端が(上記)2でできた縦の折り目とぶつかるようになるように折ります。

               ここまで折ると、図で示した形が出来上がります。(内側に織り込む面を青、折り込んで見えるようになった面を黄色で表しています。)

            • ①を終えて、トランプを折り込んでいく内側の面(ここでは青い面)が長方形で見えています。 この長方形の対角線にあたる折り目で谷折りをします。 ここまで折ると、図の向きに置いたとき、赤と緑の折り目(谷折り)がつきます。

              1. ②でできた形を裏返しにします。ここまでで1番目の図の形になります。
              2. 2番目の図で示した赤い丸の部分を持ち、②で作った折り目(③でのトランプの置き方では山折り)が山型に盛り上がるように折り目に向かって力を加えます。
              3. 同じようにして3番目の図で示した青い丸の部分を持ち、②で作ったもうひとつの折り目が山型に盛り上がるように、折り目に向かって力を加えます。

              そうしてできた立体を裏返すと4番目の写真に示す形ができます。以降の写真はここで出来上がった形を様々な角度から写した物です。


            • ステップ1で作った基本形のトランプを4枚用意します。その4枚を円形に並べ、それぞれのトランプの上の辺(他のトランプと接しているところ)をクリップで止めます。 ここまで組み立てると、用意した4つのトランプはそれぞれの2つの角がクリップで止められて、四葉のクローバーのような形になっています。
            • 次にステップ1の基本形トランプを8つ用意します。ステップ2①で繋げた4つのトランプは下側の2つの角には何もついていない状態なので、そのそれぞれの角にここで用意した8枚を繋げていきます。 繋げ方は、①の4枚のトランプそれぞれの左下の角と新しい4枚のトランプの右上の角を、①の4枚のトランプそれぞれの右下の角と新しい4枚のトランプの左上の角をクリップで止めていきます。 ここまで組み立てると、①の4枚のトランプそれぞれに対して新たに2枚ずつトランプが繋がり、さらに外側に広がる形が出来上がります。

            • 最後に新たな基本形トランプを8枚用意します。②で新たに繋げた8枚のトランプそれぞれに1枚ずつトランプを繋げていきます。繋げ方は、 ②のトランプのうち、同じ①のトランプと繋げた左側トランプの左下と新たなトランプの右上を、 ②のトランプのうち、同じ①のトランプと繋げた右側トランプの右下と新たなトランプの左上をクリップで繋げます。 ここまで組み立てると、計20枚のトランプが内側から4枚、8枚、8枚、と繋がり、水車のように外に広がる形が出来上がっています。
            • ③でできた形を1ユニットとして、割り箸で作った土台に3ユニットくくりつけ、完成です。
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          References

            Usages






            • この日除けユニットを実際に屋外で使用していただく際のイメージです。
              写真2枚目のように木々を連想させる階層的な構造の日除けユニットは、真上から見ると写真3枚目のように4つ葉のクローバーのような形が見えます。日光を遮る役割だけでなく、そのデザインから人々を癒す空間ができます。その内部に入ってみると、写真4枚目のように木漏れ日のように暖かな光量を確保しながら、風が吹き抜ける場所で涼むことができます。

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