- 私たちは福岡雙葉高等学校GLコースに所属し、コース内で毎年行われている鎌倉研修の応募に立候補し、倍率を勝ち抜き2022年8月23日〜8月25日にかけての3日間、実際に鎌倉の土地を訪れたファブラボ鎌倉にて、fab 3Dコンテストに向けた研修を行いました。渡邊ゆうか先生をはじめとした先生方からさまざまな知識を伝授していただき、ユーモアの溢れるアイデアをだすためにカードゲームをしたり、アイデアスケッチのポイントを教えていただいたりと有意義な3日間を過ごすことが出来ました。自分達では思いつくことのできなかったアイデアや、たくさんの方から指摘していただくことでより作品がブラッシュアップされていきました。
- 私たちは高2が1人、高1が2人の計3人で作品を考えました。学年の壁を越えアイデアを出し合い作品を作りました。
おもいでぽっぽ 〜一生の宝を乗せた私だけの思い出列車〜
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おもいでぽっぽ 〜一生の宝を乗せた私だけの思い出列車〜 by HarunaSeki, RirikoMinomo, IchikaTanikawa is licensed under the Creative Commons - Attribution license.
Summary
一生の思い出が詰まった、まるで思い出アルバムのようなおもちゃを作りました。
子どもの時はおもちゃとして。大きくなった時はインテリアや、植物として。
おもちゃとして楽しめるだけではなく、見て楽しむことができるおもちゃです。
生分解性プラスチックの素材を生かし、サスティナブルな社会を目指す時代にそったおもちゃです。
子どもの時はおもちゃとして。大きくなった時はインテリアや、植物として。
おもちゃとして楽しめるだけではなく、見て楽しむことができるおもちゃです。
生分解性プラスチックの素材を生かし、サスティナブルな社会を目指す時代にそったおもちゃです。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- 作品を制作するにあたって、私たちはマンダラートを使用してアイデアを出し合いました。
- 大きなテーマである「FAB LIFE」の中から私たちは「おもちゃ」をチームテーマにしてアイデアを出し合いました。出たアイデアには、車・電車・ツリーハウス・楽器・シルバニアファミリー・知育玩具・人形などのさまざまなアイデアが出ました。
- 作品を作る上で大きなテーマとなっているものは、「FAB LIFE」です。「FAB LIFE」から派生したアイデアには、家族・環境に良い・収納グッズ・インテリア・おもちゃ・洋服・アクセサリー・乗り物などの沢山のアイディアが出ました。
- おもちゃには2つの寿命があります。一つ目の寿命は使われなくなり、おもちゃとしての役割を終えた時の寿命二つ目の寿命は腐敗や劣化により壊れて使えなくなってしまった時の寿命の2つです。壊れてしまうことは、おもちゃ自体の耐久性を上げるという方法でおもちゃ寿命を伸ばすことができますが、「おもちゃとしての役割を終える」つまり、「使えるのに使われず、いらなくなる」ということは、おもちゃ自体に工夫を施すことでおもちゃ寿命を伸ばすことができるのではないかと考えました。そこで私たちは「おもちゃ寿命をのばす」をテーマに作品を考えることにしました。
- まず、今おもちゃはどのような現状があるのかインターネットで調べてみることにしました。
- おもちゃのサブスク・レンタルサービス「トイサブ!」を展開する株式会社トラーナが、京都府の調査データをもとに日本におけるおもちゃの年間廃棄量を年間約60,000トンと計算しており、これは東京タワー約16個分のおもちゃが一年間で破棄されていることを意味しています。
- おもちゃ自体は進化している反面、おもちゃの廃棄量は年間約60.000トン。SDGsの意識が高まる中、サスティナブルな社会を作っていくために、私たちの身の回りのおもちゃの現状を知ろうと考え、10代〜70代の計97人の方に私たちのアンケートに答えていただき、集計を行いました。
- 答えていただいた質問は、Q1 あなたはおもちゃ、知育玩具を購入した又は購入してもらったことがありますか。Q2 子育て時期又は自身が子供だった頃、1年間にいくつのおもちゃ、知育玩具を購入していましたか。Q3 現在購入したおもちゃは手元に残っていますか。Q4 どのようなおもちゃであれば一生大切に保管しますか。Q5 (捨てた人) なぜおもちゃを捨てたのですか。(手元にある人) なぜおもちゃを手放さず手元に置いているのですか。の5つの質問です。
- 結果としてQ1 100%Q2 添付画像1枚目Q3 添付画像2枚目Q4 大人になっても使えるもの・おもちゃ以外の使い道があるもの・愛着が湧いたもの・飾れるもの・場所を取らないもの・思い出が詰まっているもの・子供に受け継げるものQ5(なぜ捨てたか)壊れたから・場所を取るから・使わなくなったから(なぜ手元にあるのか)思い出がつまっているから・インテリアとして飾っている
- 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
- 12番目の「つくる責任 つかう責任」は、持続可能な生産と消費の実現が求められます。生産と消費のバランスを取ることはもちろん、それに伴う責任や環境作り、そして環境保全も含め、個人単位、国家単位での大きな取り組みが重要です。
- 【SDGsの観点】12番 つくる責任・つかう責任【アンケート結果】思い出が詰まっている↪︎捨てないインテリアとして飾れる↪︎捨てない
- 今まで出たアイデアと、どのようなおもちゃであれば一生大切に保管するかという質問に対して、アンケートに多く挙げられていた「思い入れの強いおもちゃ」「大人になっても使えるもの」「愛着のわくもの」などの意見を融合させたアイデアスケッチを行いました。形は汽車で、インテリア機能として花瓶・ペン立て・アクセサリー入れ・鍵かけなどの多種多様な面で活用できるようさまざまな機能を盛り込みました。
- 汽車自体に絵を描いたり、色塗りができると、・世界に一つだけの汽車を作る・親子での思い出づくりということができます。
- 〜誰が使うのか〜使える子供から大人まで男女問わず〜いつ使うのか〜幼児期:おもちゃとして大人になった時:インテリアとして飾る〜どこで使うのか〜家〜なにができるのか〜おもちゃを大切にし、思い出を未来につなげることができる
- さまざまな試行錯誤の結果、付録や、ブロックのように解体でき形が変わるものなど考えましたが没になりました。
- アンケート結果より、残しているおもちゃには思い出が詰まっているものが多いということで、ただインテリアになるだけでなく、思い出もこもった作品にしたいと思いました。そこでいくつかの実験をしました。
- 元が白の素材に色を付けることは可能なのかという実験を行いました。加えて、その色が水などで落ちたりしないか、時間が経ってもとれたり滲んだりしないかという点も検証しました。結果、水性のペンでも油性でも時間が経ったからといって滲みや水で落ちることはありませんでした。この結果を踏まえて、自分たちの好きなようにデザインできることで、世界に一つだけのオリジナルの汽車を完成させられて、思い出に残すことができる作品に近づけることが出来ました。
- 水を入れて花瓶として使ったり、お風呂で石鹸を置くものにしたりなど、水を入れることでより一層多岐にわたって使えると考え、耐水性について調べました。結果小さいものや、薄く作ってるものだと時間経つと底が少し湿り始めて漏れることが分かりました。繊維と繊維の間から染みでるような感じだったので、厚めに作れば問題ありませんでした。このことから、初めに考えていた花瓶やお風呂にも使えるようなデザインを考えました。
- この汽車は本体の大きさは小さめではないので、誤飲の心配はないと考えられます。しかし、車輪を留める際に使用する小さな留め具は、とても小さいため、誤飲の可能性があります。そこで、留め具が必要ないように、アクリル板や木で作成した車輪は、竹ひごと車輪の穴の大きさを微調整し、留め具がなくても取れないようにしました。そのため、小さなお子様が使用する際や、ペットがいるご家庭では、アクリル板や木で作成した車輪を使用していただくことによって、小さな部品の誤飲を防ぐことが出来ます。
- 子供の口の大きさは3歳児で直径約4cm。トイレットペーパーの芯ぐらいの大きさで、これより小さいものは子供の口にすっぽり入り、窒息の原因になる危険があります。 しかし、この汽車は直径8cmなので、口に入れることが出来ず、飲み込めません。だから、安心して遊ぶことができます。
- インテリアとおもちゃの両方で使えるようにするため、置いていても邪魔にならないサイズを、周りに飾ってあるインテリアなどを参考に考え、決定しました。初めにTinkercadでおおまかに汽車の形を作ることで部品の個数や位置を可視化し、大体のフォルムのサイズを決めました。右図のように、3パーツにわけて大きさを決めました。
- Inkscape はベクター画像をプロフェッショナル品質で作成・編集できるソフトウェアです。Inkscape プロジェクトは成長中の多くの国際的な ユーザーコミュニティ を持っています。そして 使い方の学習材料 も多く存在しています。 ヘルプとサポート もコミュニティによって提供されています。https://inkscape.org/ja/about/
- Inkscapeを使って、細かい部分を省略して簡略化版の汽車データを作りました。データを作っていく上で、展開図を考えました。どの面とどの面が繋がるかということと、つなぎ目がズレないようミリ単位での補正、また繋がないところ(前車のL型の部分など)は統合して平にするなどの作業を行いました。この時に、出したいものより少し小さめの単位に作ると、ピッタリとはまるようになります。
- レーザーカッターでカットを行いました。 私たちの作ったデータは大体2~3分程でカットをし終え、取り外すことが出来ました。
- 全部で11面をカットしました。それぞれカチッと音が鳴るように組み合わせ、ボックス状のイメージモデルを作りました。実際に目で確認できたことで、空間を作る場所、接続、タイヤの取り付け等のイメージがより湧きやすくなりました。また、レーザーカッターは、3Dプリンタより比較的短時間でデータを出せ、試作品を作るのにとても効果的でした。
- Tinkercadは、世界中の5,000万人を超えるユーザーから信頼されている、3Dデザイン、電子工作、コーディングのための無償Webアプリです。数分間で心の中のアイデアをデザインすることができ、今回の作品を作る際利用しました。https://www.tinkercad.com/
- 縦120.0mm横60.0mm高さ80.0mmのデータを作成しました。汽車の先頭部分には空洞があり、植物やペンなどがさせるような仕組みになっています。窓の部分を綺麗に切り抜くのがとても難しく、図形を重ねて空洞を作りました。車輪が通るように直径6.0mmの空洞を作りました。空洞の直径が小さすぎると3Dプリンタで出力した際に潰れてしまうので、大きくも小さくもならずちょうど良い大きさにデザインしました。
- 試作品を使い、車輪を作ってみました。竹籤でとてもよく回ることが出来おもちゃとして遊ぶことが出来たので竹籤で車輪の部分作ることが決まりました。これは、ミニチュア版として作成しましたがトミカのようでとてもかわいく見入ってしまいました!
- Tinkeredを使い車輪のデータ作成を行いました。車輪の直径は35.0mm穴の部分は竹籤との相性がある為、まず5.0mmでデータを作成しました。
- 直径5.0mmの竹籤との相性を合わせるために、三種類の車輪を作成しました。画像の左側から直径4.8mm→4.9mn→5.0mmの大きさの穴が空いており、そこに竹籤を通すことで車輪が回るようになります。4.8mmの穴が竹籤との相性が一番良かったので穴の大きさは4.8mmに決まりました。
- まずレーザーカッターを用いて車輪を作成しました。レーザーカッターは、とても器用に作成を行うことが出来るので、文字を掘ることが可能です。そのためインテリアとして、飾るときのデザイン性が抜群です。
- 車輪の材料として使用したアクリル板は、レーザーカッターで文字を削ることが出来たので、車輪に文字を削ることにしました。見やすく、可愛らしいデザインにするために、ポップなフォントを使用し、文字を大きめにしました。文字を削ることによって、車輪がしっかり回っている様子も分かりやすくなりました。
- 材料:アクリル版5.0mm
- 材料:MDF4mm【MDFとは】木材チップを原料に合成樹脂を加えて成形したものです。水や湿度に強く、穴あけなど加工作業が行いやすい素材のため、身近なものではカラーボックス、スピーカーのキャビネットなどに使われています。他にも材質の密度が均一で割れにくいという利点があり、今回の車輪など、多く使用する部品の制作などにはうってつけの素材です。さらに、MDFはエコな素材でもあります。廃材などの再利用資源を材料として作られているため、リサイクル性もあり購入者側からすれば安価で求められ、ウィン・ウィンの関係にあります!
- 材料:アクリル板5mm有色不透明のアクリル板は印字不可能
- 3Dプリンタでも車輪を作りました。
- レーザーカッターの車輪と同様のデータで3Dプリンタを用いて車輪を出力しました。直径35.0mm 厚さ5.0mm 素材はファゼアスを使用しました。
- 車輪を動かしたときにボコボコしてしまい、うまく回らなかった時がありました。
- 車輪から飛び出た竹籤が危ないため、それを考慮した車輪の考案を行いました。
- 今までの車輪と大きさは変わりませんが、穴の部分のデザインを変えました。穴の表部分に2.0mmの壁を作ることで、今までのデザインでは竹籤が突き出ていて危険でしたが、この車輪のデザインだと竹籤が飛び出ることがなく安全に遊ぶことができるようになります。
- 裏面はとても綺麗で見た目もいいですが、表漫画がガサガサしてしまっていて少し見た目が悪くなってしまいましたが安全性はバッチリです。
- 車輪部分の飛び出た竹籤が危ないことを考慮し竹籤カバーを作ることにしました。
- 直径は9.0mm穴の大きさは竹籤の直径の同じ5.0mmです。
- 竹籤の飛び出た部分をカバーするには最適でしたが子供が誤飲する可能性があるためこのカバーはボツになりました。
- 初めにデザイン性重視のフックを考えました。ロゴのようにぽっぽというワードを入れたり、子供が遊んでいてもかわいく、そしてインテリアとして飾っていてもお洒落になるよう、星や雲をデザインに取りいれました。この時は、汽車の後方部分に後付けで取り付ける形で考えていました。そのため、取り外しはしないというように考え進めていました。また、この段階ではフックを星型の上に設置していました。
- 写真は、最初に3Dプリンタで出力したものです。いざ出力してみると、全体的に小さく、星やフックが脆く仕上がってしまったため、ものをかけれない状態でした。さらに、フックを支えている基盤の雲が薄かったため、もし後付けで付けるとなった際は、接着剤が隙間からはみ出てしまうという課題点がありました。実際、他の作業をしている際にフックは折れてしまい、雲部分は同じ薄さで出力したものに接着剤を塗って試してみると、はみ出たり、外そうとすればボロボロにちぎれてしまいました。
- 次に雲の厚さを厚く、フックを太く長く調節し直して出力しましたが、サイズ感が荷物をかけるには向いてないという、根本的な問題が解決出来ていなかったため、見直すことになりました。また、この段階でもフックが折れてしまいました。
- 2つ目の反省を活かして、3つ目では全てのパーツを厚くしました。星は最初のサイズより大きく設定しました。その結果フック部分が折れたり、パーツごとで剥がれたりすることはなくなりました。しかし、やはりものを掛けれるほどのサイズには仕上がっていませんでした。また、厚くなったことで後車に設置した時に突出しすぎてしまいデザイン性にかけていたので、少し改良することになりました。
- ・それぞれの部品が壊れやすい▶おもちゃとして扱っている時に壊してしまう・フック先端が鋭くて危険▶赤ちゃんや幼児が怪我をしてしまう・サイズが小さい▶フックとしての役目をなさない・貼ると窓が隠れてしまう▶インテリア向きでない・パーツが多い▶剥がれやすかったり折れやすく、パーツが分散してしまう
- 改善点を出してみて、取り外せるものにしたらより長い時間使えるのではないかということに気づきました。取り外し式にすることで、子供が遊んでいる時に怪我をしてしまったり、壊れたりせず、しかし、成長すれば小物掛けなどの用途が増やせるという点で以前のアイデアより有効に使えると考えました。また、デザイン性も落とさないよう、先端に星をつけることでフックの形を見えないよう工夫しました。さらに、サイズも初めより大きく作成できたので、丈夫なフックになりインテリア要素が増えました。かける部分は6.0mmあけ、ピッタリハマるようデザインにしました。
- L字型部分は後車の荷台の厚さに合わせてデータを作っていたので、ハマるか不安でしたがちょうど合う幅で出力できていて成功でした。星部分はプリントアウトする時に底面の位置にあったので、出力後に自分たちで星型にくり抜きました。15分ほどで完成したので、フックの個数を増やしたい時にも使い手の方が自由に複製しやすいのではないかと思います。その点も個人の好きなように使用できてより楽しめるのでないかと感じました。
- おもちゃとしてどのような機能が備わっているのでしょうか。
- 一般のおもちゃの汽車と同様に動かして遊びます。メンバーの弟に遊んでもらったのですが「すごーい!楽しい!きしゃだ!」と言ってとても楽しそうに遊んでくれました!今回は家にあった汽車のレールで遊んでもらったのですが、専用のレールを作るとより汽車として遊べるなと思いました。
- この作品は色を塗って世界に一つだけのぽっぽを作ることができます。親子での思い出作りにもなり、より大切で手放したくなくなる唯一無二のおもちゃになること間違いなしです!ペンで描く際は油性でも水性でもどちらでも良く、水を弾くので子どもも安心して遊ぶことができます。
- おもちゃが壊れてしまい飾ることが出来なくなってしまった時、インテリアとしてではなく別の使い方として、土に返るというこの作品の素材の特徴を生かして”return to earth”という企画を考案しました。return to earth とは、土に返す、地球に返すという意味が込められており、この企画を人生の節目(例えば、七五三や成人式、卒業式)の時に行うと、思い出のぽっぽと共に一生見て楽しむことができる思い出へと変化していきます。車輪の部分がアクリル板でできているものは、土に帰らない為取り外して本体のみを埋めなければなりませんが、MDF素材のものは木でできているので土に返ることができます。
- 汽車は、回生分解プラスチックの素材である為、土に埋めることによって本体は分解され土に返ります。
- 埋める作業と同時に木や花などの種を汽車の煙突部に入れ、一緒に土に埋めます。
- 汽車本体のプラスチックが分解されると共に、種も成長し、植物が育ちます。
- おもちゃをインテリアとして家で飾るだけでも見て楽しむことはできますが、おもちゃと共に植え、咲いた植物を見ることで「あの時におもちゃと一緒に植えた植物だね」「あの木下にはおもちゃが埋まっているね」と、沢山の思い出を思い出し、一生をかけて見て楽しむことができるようになります。
- 3Dプリンタのメリットはデータさえあれば全国どこでもいつでも出力できることです。そのため運搬コストはいりません。私たちはこの作品を全国各地で使ってもらえるようデータを公開しいつでも出力していただけるようにしたいと考えています。
- 今回作成したフックは星がついていましたが、ハートや球体、雲などさまざまなバリエーションがあると楽しく組み合わせることができるようになります。使う方の好みに合わせて出力できる方式を取りたいなと考えています。
- 世界に一つだけの自分だけの汽車を作るために、車輪の部分に自分の名前や生年月日を掘れるサービスを行うとより唯一無二なものになります。
- 私たちが作成した汽車のデザインは四種類あり使う方の好みに合わせて選べるような仕組みにします。
- 課題が発生した時に諦めるのではなく、切り替えて次の案を考えるという対応力を身につけることができました。また、色々な場面に分けて考え、チームの意見を少しずつ組み合わせて形にしていくことで、発想力が豊かになったと思います。計画を立てて進めることの重要性と上手くいかなかった時の代替案や臨機応変に対応することが大切だということを今回作品を作る過程で得ることができました。アイディア出しで行き詰まった時もありましたが、チームでやったからこそのユーモアのあるアイデアや斬新なアイデア、先生方からのアドバイスなどによりさらに良いものを追求し仕上げることができ、無事作品を作り上げることが出来ました。
- 今回のコンテストを通して、協働力、実行力、課題発見力、創造力、論理的思考力、計画力など様々な力を身につけることができました。これは、チームでしたからこそ身につけることができたことだと思います。また、普段あまり触れることのない3Dプリンタやレーザーカッター。TinkercadやInkscapeなどのアプリの使い方をマスターすることができました。
- おもいでぽっぽの作品を作りを通して、ファブラボ鎌倉の皆様、ファブラボ太宰府の皆様、そして先生方に多大なるアドバイスと助けをいただき、私たちの作品作りに協力してくださったおかげで、無事作品を作り上げることができました。そして、アンケートに答えてくださった97人の皆様方のお陰で、多くの方の意見を取り入れ、広い世代に愛され使ってもらえる作品を作り上げるこが出来ました。アンケートへのご協力本当にありがとうございました。最後に、作品を試用してくれた弟ありがとう。使用する当事者から生の声を聞くことができてお姉ちゃんは嬉しかったです。この作品に関わってくださった方々ほんとうにありがとうございました。
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