FabFontのデザインをリニューアルしました。
「FabFont」はFabLab Japanのためにつくられたフォントで、レーザーカッターなどで切り出すことを想定したデザインになっています。最初のバージョンは、FabLab Japanの立ち上げ時にデザインしたロゴをもとにアルファベットを揃えて、2011年にリリースしました。
また、併せてライセンスも見直し、クリエイティブコモンズライセンスではなく「SIL Open Font License 1.1」という、フォントのためのオープンなライセンスを適用しています。ライセンスについて、詳しくは原文のFAQや日本語訳を参照してください。
SIL Open Font License 1.1
データをオープンライセンス(CC BY-SA 3.0)で公開した結果、いろんなところで使ってもらったり、いくつかの派生バージョンも生まれました。ひらがなやハングルになったり、厚紙でパズルのように組み立てられるバージョンや等幅バージョンなども生まれました。Adafruitのブログなど海外のサイトでも紹介され、どこかの国のハッカースペースのロゴとして使ったよ、なんてお知らせをもらったり。
一方で心残りだったのは、肝心の文字のデザインがイマイチ…ということでした。当初のロゴデザインのコンセプトとして「最小限のエレメントで構成する」というのがあったため、アルファベットを一通り揃えようとすると、形が不自然だったり、読みにくい文字が多々ありました。今回のアップデートでは、読みやすさを重視し、字形を大幅にリファインしました。収録文字数も大幅に増えています。
また、併せてライセンスも見直し、クリエイティブコモンズライセンスではなく「SIL Open Font License 1.1」という、フォントのためのオープンなライセンスを適用しています。ライセンスについて、詳しくは原文のFAQや日本語訳を参照してください。
SIL Open Font License 1.1
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