Kenji-84
Joined on: Sep 23, 2024
Project: 1
Location: Kuala Kubu Bharu, Negeri Selangor, Malaysia
  • 延長ブレーキレバー
    Created Date: 2025-05-04 / updated date: 2025-05-06
    Steps: 6 / Memos: 0
    Title:延長ブレーキレバー For whom:マレーシアの高齢者施設に在住する車椅子で生活する入居者 Project Member:スタッフ構成と役割  1.JICA海外協力隊(理学療法士):障がい者の動作分析、機能障害の評価、自助具の必要性判断、改良提案。  2.現地理学療法士:障がい者の動作分析、機能障害の評価、自助具の必要性判断、改良提案。  3.3Dプリンター専門家:自助具の設計、STLファイル作成、3Dプリンターによる試作。 Why: 車椅子利用者の中には、ブレーキレバーの長さが短いために、自力で操作することが難しい方がいます。移動のたびに介助者の手助けを必要とするため、移動が制限されてしまいます。この状況を改善し、ユーザーが自身でブレーキ操作を可能にすることで移動の自由度を高めるために、ブレーキレバーを延長する自助具の開発を開始しました。また、マレーシアでは、リハビリ業界において3Dプリンターを活用した自助具の開発がまだ一般的ではありません。この取り組みを通じて、新しい支援の形を広めることを目指しています。 Outcome: 1.ユーザーの生活への影響 この自助具は、車椅子利用者の自立した移動を促進し、介助の必要性を減らすことを目的としています。ブレーキレバーの延長とハンドルの角度調整によって、より負担の少ない操作を実現し、移動の自由度と生活の質を向上させます。この改善により、ユーザーが自信を持ち、積極的にイスラム教の集団お祈りなどの活動に参加できるようになります。 2.日本とマレーシアの協力 このプロジェクトは、日本のJICA海外協力隊、マレーシアの理学療法士、3Dプリンタ専門家の協力によって進められています。特にJICAの隊員は任期満了後、日本に帰国しますが、マレーシアにおける障害者支援は現地の人々が担う必要があります。この取り組みが、3Dプリンター技術を活用した障害者支援の発展につながることを願っています。今後も改良と発展を続けていきます。