Kenji-84
Joined on: Sep 23, 2024
Project: 1
Location: Kuala Kubu Bharu, Negeri Selangor, Malaysia
- ブレーキレバー延長パーツTitle:ブレーキレバー延長パーツ For whom:マレーシアの高齢者施設に在住する車椅子で生活する入居者 Project Member:スタッフ構成と役割 1.JICA海外協力隊(理学療法士):障がい者の動作分析、機能障害の評価、自助具の必要性判断、改良提案。 2.現地理学療法士:障がい者の動作分析、機能障害の評価、自助具の必要性判断、改良提案。 3.3Dプリンター専門家:自助具の設計、STLファイル作成、3Dプリンターによる試作。 Why: 車椅子利用者の中には、ブレーキレバーの長さが短いために、自力で操作することが難しい方がいます。移動のたびに介助者の手助けを必要とするため、移動が制限されてしまいます。この状況を改善し、ユーザーが自身でブレーキ操作を可能にすることで移動の自由度を高めるために、ブレーキレバーを延長する自助具の開発を開始しました。また、マレーシアでは、リハビリ業界において3Dプリンターを活用した自助具の開発がまだ一般的ではありません。この取り組みを通じて、新しい支援の形を広めることを目指しています。 How: 1. 2024年10月 隊員と現地理学療法士が、ユーザーの機能障害を評価し、ブレーキレバーの延長が有効であると判断しました。 2. 2024年11月 マレーシアの3Dプリンタ工房「Fablab Malaysia」専門家に相談して、試作の実現可能性を確認しました。 3. 2024年12月 「Fablab Malaysia」専門家が3Dプリンターで試作1号を設計・製作しました。隊員と現地理学療法士が写真を確認し、ハンドルの長さをさらに延長すればユーザーの負担が軽減されると判断。改良提案を行い、試作2号が製作されました。