ForzeasとPLAで出力したジャイロイド構造の造形物を自宅のコンポストに入れて生分解性の実験をした。(9/23から実験) 事情により実験開始が夏を過ぎ気温が下がってきた頃だったので、分解の経過がわかるかどうか心配だったが・・・とにかくやってみよう。
Forzeas 生分解性の実験
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ファブ3Dコンテスト2021で使用した新素材Forzeasの生分解性を実験。
自宅のコンポストにPLAとForzeasをそれぞれ入れ、時間経過とともにどのように変化していくのかテストした。
自宅のコンポストにPLAとForzeasをそれぞれ入れ、時間経過とともにどのように変化していくのかテストした。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- 直径20ミリ 高さ10ミリ 重量 PLA=0.55グラム Forzeas=0.44グラム ジャイロイド15%の造形物
- そのまま入れると見つからなくなってしまいそうなので、コンポストの土と共にネットへ入れ口を縛り、コンポストへ投入。
- まだ、早いかなと思いつつ・・・土を洗い流すと、PLAは流水ですぐにきれいになるのに対し、Forzeasは土が食い込んで落ちない。少し形が崩れたようにも見える。 重さ PLAは変化なし Forzeasは-0.04グラム
再び同じようにネットへ入れ、コンポストへ - 今回もPLAは流水ですぐにきれいになったが、Forzeasは強度が落ちて脆くなっている様な感触で、 流水で洗うと崩れてしまうような感覚があったため、水の中に入れ筆で優しく洗うことにした。 「痩せたね~」と言った印象。PLAはまったく変化無し。 今回もForzeasは重さが-0.04グラム。
Forzeasは約2ヶ月で0.08グラム減った。 0.44グラム→0.36グラム 18%の減少である。 - 表面よりも、裏面に顕著に違いが出ていたので比較してみた。底面の1レイヤーが剥がれかけていた。また、汚れが落ちにくくなっていた。これは、生分解によって表面に小さな穴が空き、汚れ(有機物)が入り込んだためと思われる。
- Forzeasは着実に生分解をしている!!ということがわかった。 もっと分解の様子を見届けたいので再び投入した。気温がどんどん下がるので分解の速度は遅くなると思うが、数カ月後にまた見てみたいと思う。
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