Hi!タッチマン

Created Date: 2018-11-01/ updated date: 2018-11-01
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Summary
私達、チーム “ Hi! touch ” (金野尾岬、山口紗弥、田添奏、大塚初花)は笑顔を誘うというテーマのもと、“ Hi! タッチマン ”という大切な人と人を繋ぐアイテムを開発しました。

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • 私たち高校生4人は「笑顔を誘う」というテーマのもと、今までにない新しいアイテムを開発すべく、ブレインストーミングを行いました。その結果、人々が笑顔になれるのは次のような場面であると考えました。

            ☆人と関わったとき
           ・面白いものを見たとき
           ・褒められたとき
           ・相手に感謝されたとき  etc...

          • 更に今回は「人と関わったとき」に笑顔になれる体験の具体例を考えました。

                  ☆ハイタッチをしたとき
                  ☆元気な挨拶をされたとき
             ・一緒にご飯を食べたとき
             ・サプライズをされたとき etc...
          • 私たちは最終的に「ハイタッチ」というキーワードに着目しました。

            ☆ハイタッチをすると家族からのメッセージを流してくれるマスコット
            ・ハイタッチをすると食事中の話題を提供してくれるボックス
            ・ハイタッチをすると光って音がでるおもちゃ
        • アイデアに基づき商品のプロトタイプを作成しました。

          子供から大人までがハイタッチしやすいように、紙粘土を使って大まかなサイズ調整を行いました。
          (手のサイズは 20㎝×14㎝でプロトタイプ作成)
          • 製作場所:Fablab鎌倉
            • ハイタッチをした時に事前に録音しておいたメッセージをランダムに流すため、MESHのアプリを使ってプログラミングを行いました。
              音声は最大6個まで録音しておくことができます。

              使用したアプリ:MESH

            • Hi!タッチマンの胴体(円錐)、頭(球)、腕(円柱)

              アプリを用いてデザインを考えた後そのデータを3Dプリンターに送信し、ABSフィラメント(白)を用いて出力しました。

              使用したソフト: Tinkercad
            • Hi!タッチマンの手のひら

              実際に手のひらをペンで型どり、微調整を重ねた後スキャンしました。そのデータをInk scapeに落とし、レーザーカッターで切り取りました。

              使用したソフト:Maker caseInk scape
          • 完成した作品からいくつかの課題点を見つけました。

            ①本体の体の部分が小さく、手とのバランスが合わない

            ②3Dプリンターで出力する際、球体の下部が崩れてしまう

            特に②の球体を作る過程では4度程失敗を重ね、メンバーで何度も改善策を練りました。

            • 失敗の解決策として、次のようなアイデアが出ました。

              ①胴体の部分を安定させるため太めの円柱型にする

              ②顔の部分を半球型にし、崩れがおこらないようにする
              • 上記の解決策をもとに、製作を再び行いました。


                場所: Gooday fab 大名
                • 前回の失敗を踏まえ、今回は球体ではなく半球型にしました。

                  しかし3度程挑戦しても上の部分に穴が開いてしまったので、私達はこの失敗を逆に活用して頭の部分を空洞にし、その中に綿を詰めることでより親しみやすく愛らしい見た目に仕上がりました。
                • 今回は円錐ではなく円柱型に設計しなおして出力しました。

                  円柱型にすることにより、半球型の頭ともバランスが良く、腕も取り付けやすいという結果になりました。
                • 前回は肘が真っすぐ伸びた状態の腕を設計しましたが、今回は肘が直角に曲がった状態の腕を設計しました。

                  パーツを板から剥がす際に何度も壊れてしまったけど、3回の挑戦の後、満足のいくパーツを作りあげることができました。
              • 何度もサイズ調整を繰り返し、前回よりもバランスが良い
                “Hi!タッチマン”が完成しました。今回は頭の部分に黄色のABSフィラメントを使用することで、前回よりも明るく
                みんなから愛されるデザインになりました。
                • “Hi!タッチマン”とハイタッチをすると、MESHの機能を活用し、あらかじめ録音しておいた音声をランダムで再生することができます。

                  このアイテムは離れて暮らしている祖父母と孫や、単身赴任の父親と家族など、大切な人と人を繋ぎ、笑顔になってもらうことを目的に開発しました。
                  • 実際に、遠く離れて暮らしている私の祖父母に“Hi!タッチマン”を紹介し、フィードバックをもらいました。

                    ・孫や娘と会うことのできる機会は少ないので、声を聞けるだけでとても嬉しい
                    玄関に設置しておけば、朝出かける前にハイタッチをして1日幸せな気持ちになれる!
                    ・商品化したら絶対に欲しい!

                  • 私のクラスの友人からもフィードバックをもらいました。

                    ・家族で仕事や学校など、活動する時間がずれていてあまり会えないので
                     “Hi!タッチマン”で家族の声を聞けると嬉しい!
                    ・離れている相手がハイタッチをした時間に、アプリで通知がいくような
                     システムにできれば、祖父母の安全確認ができて助かる!
                    午前と午後で再生されるメッセージを変えることができれば、
                     家を出る時も帰ってきた時も笑顔になれる!

                  • ・特に3Dプリンターでは何度も小さなズレが生じることで大きな失敗に繋がってしまい
                     何度も試作を繰り返さなければいけなかった点。
                    ・機材を使うことのできる時間が2日間と限られており、常に時間との闘いであった点。
                  • ・自分たちで課題点を見つけ出し、柔軟な改善法
                     練ることができた点。
                    ブレインストーミングの段階をしっかり踏むことで
                     先を見通すことができた点。
                    ・レーザーカッターや3Dプリンターなどの初めて使う
                     機械に最初は戸惑ったが、最終的にはメンバー全員で
                     協力して使いこなすことができた点。
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                References

                  Usages

                    Project comments