Sustainable-perfect-generator

Created Date: 2021-10-21/ updated date: 2021-10-22
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Summary
循環型社会を促進する新しい暮らし方、それは身近なところから電気をつくる暮らし方。
環境に優しい新素材を身にまとった、自転車などについているダイナモ発電機が皆さんの未来を守ります。クリーンな素材にクリーンな発電をする、持続可能で完璧なプロダクト。自然の力(水力と風力)での発電によりキャンプなどのレジャーや災害時でもお使いいただけます。

Materials

    Tools

      Blueprints

        Making

        • まず私は循環型社会とは何なのか考えました。
          私は電気などのエネルギーが循環して使えることや風力発電や水力発電などの自然エネルギーのことなのかなと考えていました。しかし調べたり家族と話をした結果、循環型社会とは、資源を繰り返し使えるということ、地中にあるものではなく光合成などを活用し地上にあるもので資源を回すこと、最終的にはこれからの後世まで地球が良い状態で続いていくことだと結論付けました。ここから私の研究のスタートになりました。
          • 循環型社会を考えた時に、植物由来のプラスチックであるDURABIOやFORZEASなどを使えば、微生物の処理で自然界に還り、その後の光合成などでバイオマス材料が再生されるため、循環型社会の役割をしっかりと果たすことが出来ると考えました。しかし、それに加えて循環型社会を促進する能力があったらさらに良いのではと思いました。そこでプロダクトの能力でそれを実現しようと考えました。
            • 私はデザインを考えるために、東京スカイツリータウンで開催されていたSociety5.0科学博にいきました。そこでは一つ先の未来Society5.0の世界を体験できました。そこにはスマートフォンとつなげて走った距離や消費カロリーを教えてくれる靴や空飛ぶ車の展示が行われていました。その他にも様々な目を引く作品があリました。そこから私が思ったことは、これからの未来もエネルギーが必要になってくるということです。最新機能の靴、空飛ぶ車、臭覚を感じられる災害用ドローン、どれも電気を使います。そこで身近に電気をつくることができたら環境に優しくなるのではないかと思いつきました。
              • 東京スカイツリータウンで2021年7月15日から行われていた科学博。様々なステージに別れていて、宇宙関係や深海関係そしてSociety5.0のブースがありました。宇宙の広さ、深海の奥深さを思い知らされました。近未来の展示では、様々なロボットが出迎えてくれました。そして空飛ぶ車、最新機能の靴、臭覚を感じられる災害用ドローン、水を繰り返し使えたりスマホの除菌をしてくれる「WOTA」などがありました。最後には次世代の水素エネルギーの紹介もありました。新しい視点の発見や未来への期待、自分なりに考えたこれからの問題点などの様々なインプットがあり、とても良い刺激を受けました。
            • 私は身近に電気を供給できるものはないか探していました。ある日の夜自転車に乗って家に帰っていたところ自転車のライトがタイヤの回転で光っていることに気づき、これが使えるのではと考えました。そこで自転車屋さんにいき私の自転車のライトと全く同じものを買い分解してみました。そのライトはダイナモ発電機という磁石がコイルの中で回ることにより電気が発生するものであると分かりました。私はこれを改造して自然エネルギーに対応できるようにすると決めました。
              • 私は長津田にあるFab Labさんでモデリングのやり方を教えていただきました。
                TINKERCADを使って様々なモデリングをしました。私は風力と水力どちらの力も電気に変えられるようにモデリングを進めていきました。
                • 持ち運び用の扇風機を参考にしながら設計を始めました。ドーム状の枠の中にダイナモ発電機を入れてその外に風力や水力で回るプロペラを設置して発電できるようにしようと考えました。取手の部分も作ろうと考えて、取手には循環型社会に貢献できる木を採用しました。そのためコーナンに行って必要なものを買い出しに行きました。材木やノギスやネジなどを買いました。
                • ドーム型の外枠はダイナモ発電機の円形の直径をノギスで測りモデリングしました。初めは真ん中に開ける穴が小さく、上手くダイナモ発電機の回る部分がはまらなかったため、穴を大きくしてもう一度モデリングをやり直しました。その結果上手くはめることができました。
                • ドーム型の外枠が完成しダイナモ発電機もうまくはまったので良かったと思っていました。しかしそもそもの設計が間違っていたことに気がつきました。私が回そうと考えていたところは電気回路に接続する部分も回してしまう設計だったのです。これでは電気回路との接続ができないと分かり、新しい設計が必要になりました。
                • 第一形態の失敗を参考にして第二形態を設計しました。
                  第二形態ではダイナモ発電機の外側が回るように設計をしました。そうすることで電気回路に接続する部分が回ることはなく発電できます。
                • 私は設計に歯車を使うことにしました。歯車の原理を使えば小さな力を大きくすることが出来るからです。大きい歯車をダイナモ発電機の外枠につけ、風力や水力で回す方に小さな歯車をつけるように設計しました。そうすることでダイナモ発電の回転数は少なくなってしまいますが、小さな力でもダイナモ発電を回すことが可能です。
                • 歯車の設計は非常に困難を極めました。歯と歯の間は歯の長さよりも長めに設計しなければなりません。また歯を一定間隔に配置していかなければならないため少しの誤差も出せないのです。私は円の直径から円周を求めて歯車を設計しようとしましたがどうしても誤差が出てしまいます。そこで長さではなく角度に注目して設計したところ誤差なく設計することができました。一度縮小バージョンでプリントし、とてもうまくはまりました。また第一形態で使ったダイナモ発電の円の大きさをそのまま活用して、外枠の歯車が完成しました。また小さな歯車も歯の角度に注目し、その角度を大きくすることでうまく設計し、歯が噛み合う大小の歯車が完成しました。
                • ダイナモ発電を支えるスタンドで円形の穴に通して固定できるように設計をしたところ、軸との摩擦が足りず回ってしまうのではないか不安が出ました。ダイナモ発電の外側を回す設計をしたのでスタンドの部分で摩擦が足りずに回ってしまっては発電ができません。絶対に回らないやり方が必要であると考えました。そこでダイナモ発電の固定する部分に正六角形で固定されているナットが設置されていたので、そこにうまくはまるように設計をしました。すると思い通りうまくはまり絶対に回らないダイナモ発電のスタンドが完成しました。
                • ここでも難しい課題が出ました。水力や風力で回転させ、それを小さい歯車へと回転を伝える棒のスタンドです。スタンドも一緒に回ってしまってはスタンドの意味がありません。そこで私はハンドスピナーという遊び道具を思い出しました。あの中に入っているベアリングを活用すればスタンドは回転せずにうまく力が歯車へと伝わります。そこでベアリングが入る穴を開けて設計をしました。
                • 水力発電の設計は昔からある水車を参考に設計しました。水の力を最大限に受け止められるように手裏剣のような形の水車を設計しました。水道の蛇口で実験したところとてもよく回転しました。
                • 風力発電の設計も同様に現在使われている風力発電を参考に設計しました。しかし大きな風力発電のモデルは規模が大きいのでもっと小さいもので現在使われているものがないか、探しました。街中などで回っている、風を利用した風力発電があり、規模も似ているので、その形状を参考に設計することにしました。
              • 新素材を使ったプリントはうまくいかないことだらけでした。その都度、設計を変えてプリントに挑戦しました。今までの設計でのプリントは全てPLAフィラメントで作った試作です。
                • まず始めにダイナモ発電機のスタンドからプリントを始めました。初めは順調なように見えたのですが時間が経つに連れてどんどん反ってしまいました。スティックのりを塗ってみたり、温度をあげてみましたが少し長く持つだけで反りは解決できませんでした。
                • 反りを解決するために設計を少し変更しました。ステージ面に接している面積を大きくしたのです。そうすることによって反りが本体までいかないと考えました。それでも本体が反ってしまいました。そこで、プリントしている間に本体に追加した補助部分をセロハンテープで止めてしまうことにしたのです。本体以外の補助部分は1ミリの高さとし、とても低く設計しました。補助部分のプリントが終わったらすぐにセロハンで止めて反りを最大限抑えこみました。すると試作と同じような状態で作ることが可能になりました。
                • 今回の反りの問題ですが、たくさんの失敗があったからこそ最終的にうまくいったと言えると思いました。反ってはプリントを止めて改善策を投じ、また反っては止めて改善策を投じ、そして徐々に理想の形に進化していきました。その過程を経るからこそ、結果的にいいものが生まれるのだと感じました。

              • 作ってみて一番大切だなと感じたのはどれだけ失敗したかだと思いました。今回は新素材として植物由来のプラスチックを扱いました。造形がしづらい素材でしたが、失敗し改善し工夫をすればできないものはないと感じました。しかし失敗しないと改善点が見つけ出せず、より深く良いものは作れないと肌で感じることができました。とにかく行動し失敗する「アジャイル思考」が大切であると思いました。第一形態では頭で考えるだけで実行に移すのが遅く、設計ミスに気づきませんでした。しかし第二形態では失敗から学べるものだと思い積極的に行動できたので前に進めたのだと思いました。
                • 循環型社会について今回の活動を通してもっと考えなければいけないと感じました。今回私は身近に電気をつくる暮らし方と同様に、日頃から循環型社会や環境問題について考える暮らし方が大切なのではないかと思いました。失敗を恐れず積極的に行動し、工夫を凝らしてアイデアを考え、さらに深く循環型社会について考えていきたいです。
              • DURABIO™ フィラメント
                SHIMANO Nexus ダイナモ発電機
                アルミ棒(6mm X 300mm)
                ベアリング
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                References

                  Usages

                  • レジャーや災害時で活用

                    キャンプ場などにある小川では水力発電、そして風が吹けば風力発電ができます。そして災害時でも自然のエネルギーを使って発電できるので、活用が可能です。

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