- Title : 持ち易い点字ペン （Finger Dot Pen）
- For whom : 対象者は、点字という触角文字で意思疎通をしたい方
- Why : なぜ作ろうと思ったのかは、視力が低下した時期の情緒的·心理的な痛みを緩和するためのメンタルケア
- How: どのように作成したか(試行錯誤のプロセスと作成STLファイル)は、以下を参考
- Outcome: 対象者の何がどのように変化する道具なのかは、点字用具を使って点字練習に集中させ、指の触覚を刺激して認知機能を活性化する.。
点字ペン（ Finger Dot Pen）Ver. 2024/9/5
Owner & Collaborators
License
点字ペン（ Finger Dot Pen）Ver. 2024/9/5 by naite is licensed under the Creative Commons - Attribution license.
Summary
点字という触角文字で意思疎通をしたい方を対象とした点字学習自助具。
その上、視力が低下した時期の情緒的·心理的な痛みを緩和するためのメンタルケア道具。
点字用具を使って点字練習に集中させ、指の触覚を刺激して認知機能を活性化する.。
その上、視力が低下した時期の情緒的·心理的な痛みを緩和するためのメンタルケア道具。
点字用具を使って点字練習に集中させ、指の触覚を刺激して認知機能を活性化する.。
Materials
Tools
Blueprints
Making
- コロナ禍で外出制限。テレビ、インターネットの使用時間が急増。左眼に続いて右眼も白内障が進行。でも、手術もコロナも怖い。触覚文字、点字で文字を書くため点字器を買った。2020年12月31日
- 点筆は点を打つための道具ですが、文字を書くように使ったら良いと思って鉛筆のような点字ペンを製作したかった。試作品を作るのに役立つ施設・団体をご紹介させたり、アドバイスさせたり有り難う御座いました。2023年8月14日
- 陶磁器用粘土でモックアップを製作し、使用感をテスト。
- 初めて製作させた点字ペンの試作品データ。専門家の作業過程を実際に見て、思わず興味を持つになった瞬間から今まで、有り難う御座いました。
- 初めの作品を指導させでありがたい。ペンのボディーに金属棒を差し込む簡単な構造で製作。クリップ部分が付いた状態で3Dプリントしたが 、クリップとボディーの連結部分が弱くて取り外された。
- 尖ったペン先を隠すキャップを追加製作。点字の名前をペンとキャップに表示した。
- 制作意図に合わせてプリントされて満足。
- キャップのデザインを多様にして、ユーザーが選択するようにした。
- グリップ感がおかしいというユーザーのフィードバックを受けてデザインを修正。既存点筆のグリップ部分を参考して直した。
- ペン先を丸くして刺された時に痛くないようにした。
- 点字ペンのデザインに合わせる点字板を作りたかった。定規の目盛りと分度器のガイドを追加して機能性を高めた。
- 初心者が使いやすいように、点字版と点字のサイズを大きく変えてみた。定規の目盛りを追加した。アクリル板にレーザーカッターを使って製作した。
- 従来の点字機と同じ3行列を基準にして,定規の目盛りと分度器のガイドを追加した。
- 点字版の上部と下部をつなぐ方法について考えて、スライド方式のデザインをテストした。
- 名刺を作成して収納する点字版をデザイン。点字板の下部は名刺箱の役割をし、点字板の上部は名刺箱の蓋の役割。
- 点字板の上部を下部のレールに差し込む方式のデザイン。
- 鉄心をヒンジに差し込む方式でデザイン。上板と下板はMDFをレーザーカッターで彫刻して作られて連結部分はPLAでプリントした。
- ユーザーヒアリングをしたが、否定的な反応。なぜ作って見せるのか自分に質問した。前に進むための手術に導いた道具。
- 弱視者が点字を使い安いように簡略化した点字版。
- 他の筆記具と一緒に普通の筆ケースに入れてもおかしくない。少し違っても受け入れてくれる寛容さに。もう恥ずかしくない。
- 上板と下板を磁石で接着する方式のデザインで、意匠登録申請審査中。
- 指導員さんが作った補助物。これを見てアイデアを得て、ペンスタンドも作りましょになった。
- 安定した形でデザインを発展。
- 重みのある黒いスタンドと軽快な感じの白いスタンド。
- 点字ペン、キャップ、スタンドを組み合わせてテスト。
- 様々な試作品を作って3D Fabricationの世界に入門。引き続き見守ってくださり、助けてくださった方々に感謝。視力が弱くなった時期の痛みを記憶し、それに関する記録をこちらに残します。すみませんが、点字書くと音が鳴るペンと触覚紙は難しので、まだ未完成。
References
Usages
対象者の変化
2023年12月12日左眼手術に続いて右眼手術も受けた。助けてくださった方々に心より感謝申し上げます。2024年8月29日8ヶ月経った現在、眼鏡をかけたまま正常視力。社会人復帰のため自分自身と闘争中。ープラスチック点字ペンは涙と傷で透明な宝石になった。感じて、考えて、作って、ありがたい人になろう。ずっと頑張って、豊かな人生を迎えるように。
Project comments
- Thank you for the comments (...maybe BOT?)
Comments