最終製作課題 3Dprinted-leather sandal

Created Date: 2019-07-15/ updated date: 2019-07-22
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    Summary
    デジタルファブリケーションの最終課題
    毎日何気なく、当たり前に履いている靴は、こんなにも複雑な構造をしていて、こんなにも作るのが難しいのかと気づかされました。一生靴職人を尊敬します。靴に感謝、、、笑

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • デジファブの醍醐味として、自分でモデリングして自分好みの超パーソナルなものを作れることにあると思う。自分の足は身長に対して小さく、色々な人にその足の小ささをいじられてきた。絶対自分の足にぴったりなものを作ってやるとの思いのもと今自分が持っていないジャンルの靴を作ろうとデザインを考えた。
            • 持っているどの靴も脱ぎ履きしづらいものばかり持っているので、サンダルだったり、ミュールが欲しい。それっぽいものをデザインした。
          • インソールとアウトソールを3Dプリントすることにした。

            • インソールで失敗したのをふまえ、最初の1~2時間はつきっきりで出力を見守ることにした。最初の土台を作るところで、出力物とノズルから出てくるフィラメントが絡まってしまうと台から出力物が剥がれ大惨事になってしまう。
              ケープを台に吹きかけることも大事。
            • 片足6時間の出力予定だったが途中詰まって止まるなどがあり両足合計14時間くらいの出力を終えた。
              アウトソール単体で写真撮るの忘れてしまった、、、
              アッパーをイメージして作った紙も一緒に写った写真しかなくてすいません(
            • 何回やり直してもフィラメントが詰まってしまったり、いきなり途中で動作が一時停止してしまったりしてFabコンサルタントの方々総動員して対応にあたってくれたが機械の調子が悪く治ることはなかった。
              予約した時間が丸々つぶれてしまい心の中では号泣してました。
              TPU扱うの難しすぎ!!
            • インソールの大きさがプリンターの台の横の長さを超えることはなかったので写真(アウトソール出力時の写真だがインソールも同じ向きでやった)のように真横で出力していたがこれが良くなかったらしい。TPUの素材は横長の動きが苦手なようだ。また、エクストルーダーに引き込まれるフィラメントのテンションが高すぎるのも詰まる原因のようだ。
            • 上記をふまえて、斜めにして出力したところうまくいった。横に長い部分が斜めにすることによって短くなった。それでも途中で詰まって止まったりもあったが形にすることができた。フィラメントのアンロードとロードのプロになった。達成感ハンパない笑
            • アッパーの部分は丈夫なものがいいので、フェイクレザーを買った。
              ちなみにフェイクレザーの素材はポリウレタンでその裏地はポリエステルだった。
              右足を作った後に触りごごちがとても良い本革も追加で購入した。革に穴を開ける菱目打ちも買った。

            • 写真のセメダインとアロンアルファを購入
            • これがまたすこぶる取りづらい。ハサミとニッパーを使ってとったり手を使ってフィラメントも引きちぎってとった。が、より汚らしい感じ(写真参照)になってうまくとることができなかった。指がもげそうだった、、

            • アッパーの形に裁断する。合皮を使った。
              本当は先端までアッパーで覆いたかったが、足の先端部分位にシワが溜まってしまいうまく覆えないため断念。
              アッパー部分に足が入るように、自分の足に巻きつけて裁断した。
            • 色々な靴を観察してみるとアウトソールとインソール(ミッドソール?)の間にアッパーが入っていることに気づいた。
              サポート材が布の繊維のようになって縫える感じだったので仮止め的な感じで縫いつけた。
            • 見栄えが悪いのと触りごこちが悪いので、アウトソールの裏側とインソールに布かゴムをつけた方がいい。
              アッパーの太さが太いとスリッパのように見えるのでもう少し細くした方がいいかも。
            • 靴を横から見たときに、取りきれなかった裏側のサポート材が糸くずのようについて見えるのが嫌で(「組み立てる(右足)のアウトソールの裏側のサポート材をとる」の写真を参照)、横から見た時の見栄えが良くなるように側面を覆った。
              布が重なったりたるんだりしないように布に切り込みを入れてセメダインでくっつけた。
            • 布の裁断面が横から見えるのが嫌なので上から順に布→インソール→布でサンドイッチ状態でインソールを覆うことにした。これがまた難しい。下の布を覆うようにしたくて上の布をインソールより大きくして、下の布をインソールと同じ大きさに切って縫い合わせたがこれだと上の布にたるみができてうまくいかなかった。
            • 上の布と下の布をインソールより1~2mm大きくした同じ大きさで縫い合わせたところうまくいった。菱目打ちと金槌で革に穴を開けかがりぬいで縫い合わせた。


            • ヒールの部分の白色と統一感を持たせるためインソールを覆った下の白い革を使ってアッパーの形に切った。右足の時と同様のやり方で、左足に巻きつけて適当な長さに裁断した。右足のアッパーよりも細くした。
          • 右足:履いたところ、インソールの表面のザラザラが足裏に直に伝わりはき心地は良くない。また、インソールとアウトソールを足しても暑さが薄いからなのかインフィルのせいなのか地面に裸足で直接歩いているようにも感じた。
            左足:右足のようなザラザラは感じられず、インソールを包んだ革の滑らかさを感じ、地面を直接歩いているようなことも感じなかった。踏みごこちも程よいクッション性のおかげで気持ちよかった。
            両足とも脱げやすいということもなかった。
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