制作にいたった理由0私は常々思っている。家で石鹸で手を洗う時、無駄な水が流れていると。私は家では次のような手順で手を洗う。1, 蛇口レバーを上げる→2, 手を濡らす→3, 石鹸をつける→4, 手を洗う→5, 泡を洗い流す→6, レバーを下げるごらんの通り、手順3、4では無駄な水が流れているのだ!そこで特技が「責任転嫁」の私はすべてをレバーのせいにし、蛇口のレバーの形と位置を変えてこの問題を解決することに決めた。Add Annotation Order
調査0まずはこの問題が一般的なものかを確認するため、家族、アルバイト先の先輩にインタビューと観察を行った。その結果、私以外の家族5人とアルバイト先の先輩3人は上記と同じ手順で手を洗っており、水の無駄遣いが多発していることが分かった。次に無駄遣いの要因を探る。インタビューから主に「またすぐに水を出すのでレバー操作が面倒」、「もう一度水を出すときにレバーに石鹸が付く」の2つが要因として挙げられた。Add Annotation Order
設計0設計にあたって次の2つの条件を設定した。 1, 使いやすいこと 2, できる限り従来の手洗いの腕の動きを変えないことスケッチ0メジャーで水栓の寸法、石鹸の位置と高さを測り、おおまかな案をスケッチ。機構自体を変えてしまうと馴染みにくさや慣れにくさが問題になると考えたので、最終的に石鹸に手を伸ばす腕の動線を使ったアジャスターに決定。スケッチから3Dデータへ0Fusion360を使ってスケッチしたハンドルレバーアジャスターとその支えを3Dデータ化。支えの後方が板状になっているのは、できる限りシンク部分との接点を小さくし通気性を良くすることでカビの繁殖を防ぐためである。アジャスターとレバー本体をつなぐ部品を軸で回転させた結果、アジャスターの角度に関係なくレバーを平行に上下させることに成功した。また、主に手の甲から腕を使うのでアジャスターの接触部分に丸みを帯びさせた。Add Annotation Order
スケッチ0メジャーで水栓の寸法、石鹸の位置と高さを測り、おおまかな案をスケッチ。機構自体を変えてしまうと馴染みにくさや慣れにくさが問題になると考えたので、最終的に石鹸に手を伸ばす腕の動線を使ったアジャスターに決定。
スケッチから3Dデータへ0Fusion360を使ってスケッチしたハンドルレバーアジャスターとその支えを3Dデータ化。支えの後方が板状になっているのは、できる限りシンク部分との接点を小さくし通気性を良くすることでカビの繁殖を防ぐためである。アジャスターとレバー本体をつなぐ部品を軸で回転させた結果、アジャスターの角度に関係なくレバーを平行に上下させることに成功した。また、主に手の甲から腕を使うのでアジャスターの接触部分に丸みを帯びさせた。
出力から取り付けまで03DプリンターはモノづくりコワーキングスペースCo-Boxさんの設備Flashforge Dreamer を使用した。3Dプリント0レバーハンドル本体のサイズがプリンターの規定サイズを超えるためカットしてプリントし、プリント後に接着。他の部品も同様にプリントした。組み立て & 取り付け03Dプリントした部品を組み立てて水栓に装着する。つ、翼が生えたみたい...Add Annotation Order
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