ファブ3Dコンテスト2017:カテゴリー2 痒いところに手がとどかない

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Summary
ファブ3Dコンテスト2017:カテゴリー2 痒いところに手がとどかない
母親がアトピー性皮膚炎のため、寝ているときに瞼や首などを掻いてしまう。
掻くことによってさらに皮膚の炎症を引き起こしてしまい、結果として炎症は収まらず、回復するまでに多くの時間を要していた。
こうした悪循環を防ぐために“装着”と“掻きむしり”の問題点を解消する、筒状型の腕コルセットのデザインを考えた。
母親がアトピー性皮膚炎のため、寝ているときに瞼や首などを掻いてしまう。
掻くことによってさらに皮膚の炎症を引き起こしてしまい、結果として炎症は収まらず、回復するまでに多くの時間を要していた。
こうした悪循環を防ぐために“装着”と“掻きむしり”の問題点を解消する、筒状型の腕コルセットのデザインを考えた。

Materials
Tools
Blueprints
Making
- 最後にすべてのパーツをグルーガンで接着し、器具が完成した。肘に着用するパーツについてはどの向きで装着をすればよいかわかりづらいため、3Dペンで矢印を書き、使用者にわかりやすくなるよう工夫した。今回はグルーガンのみで接合を行ったが、どの程度接着しているのか強度面で不安が残った。この場合は凹凸をつけることにより、よりパーツが密着するような構造にする必要性を感じた。ファブリケーション機器は3Dプリンター(フィラメントはPLA)と3DスキャナーSense、3Dペン、ソフトウェアはAutodesk Fusion360、MakerBot Desktop、3D systems Senseを使用した。
- 寝ているときにアトピー性皮膚炎の影響で、首や目の周り(特に瞼)を掻いてしまっていました。
掻かないことを意識し、市販の掻破防止手袋(ミトン型)なども使用しましたが、取り外し防止のマジックテープをベルト通しにくぐらせる必要があり、一人では着用が困難でした。
図書館で借りたアトピー関連の本にアイディアとして紹介されていた、肘を固定して首から上の掻きむしりを防ぐパーツを作って欲しいと依頼しました。
- 当初は両手とも、手の甲から肘まで固定するパーツを考えていましたが、着用の簡便さと寝やすさを考慮し、左肘ストッパーと右手を固定するパーツを希望しました。
完成品は右手のパーツは全て接着されていましたが、着用して就寝した翌朝は上腕筋がテニス肘のように少し張っていました。
そこで「手の甲と支え軸」と「右肘ストッパー」の接着を解除したところ遊びが出来て快適になり、張りもなくなりました。
着用すると若干肘が曲がった状態で布団に入ることになるので、布団の上に手を出した方がより違和感が減りました。
最後に・・・私はメガネをかけているのですが、先にパーツを着用してからメガネを外すことは非常に困難でした。
手が届かない~
References
Usages
Project comments

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