人が身を置く場所には、屋根や壁、パーティションなど何かしらに囲われて生活している。これは、自らの空間と周辺とを隔てようとしており、このような隔たれた空間を人にとっての居場所と考えるならば、森に人の居場所は無い。そこで森の中にうっすらと包まれた空間があれば、人はそこに身を寄せられるのではないかと考える。トンネルのような内外の曖昧な空間を設けることで、森と人とが寄り添い会える居場所を提案する。 #ffdc2021 [プレゼンシート:おぼろげな境界線]
- フレームの構成では、右側が厚さ100mmで、左側が厚さ200mmに両側から50mmの欠き込みが入っており、そこに両側から嵌め込む形で1つのフレームとしている。角材は全て1800mmでできており、地面に埋め込む形で固定する。18本のフレームを覆うように透過性のある布で覆う。座面構成では、右側の厚さ100mmのフレームに対しG.L.+500mmの位置に30×30mmの穴を開け、500×500mmの座面を差し込んで固定する。[CAD設計データ:おぼろげな境界線]
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