おぼろげな境界線 #ffdc2021

Created Date: 2021-09-16/ updated date: 2021-09-24
    Owner & Collaborators
    License
    Summary
    人の居場所とは、家やパーティションなど周辺から隔たっている空間と考え、曖昧な境界線を引くことで森に拠り所を作り出す。
    フレームを徐々にずらすことで異なる2つのファサードが生まれる。内部ではずれによる見え隠れする空間ができ、他者と自然な距離感で自らの居場所を探すことができる、見かけ以上の奥行きをもった空間の提案である。 #ffdc2021

    Materials

      Tools

        Blueprints

          Making

          • 人が身を置く場所には、屋根や壁、パーティションなど何かしらに囲われて生活している。これは、自らの空間と周辺とを隔てようとしており、このような隔たれた空間を人にとっての居場所と考えるならば、森に人の居場所は無い。そこで森の中にうっすらと包まれた空間があれば、人はそこに身を寄せられるのではないかと考える。トンネルのような内外の曖昧な空間を設けることで、森と人とが寄り添い会える居場所を提案する。 #ffdc2021 [プレゼンシート:おぼろげな境界線]
            • フレームの構成では、右側が厚さ100mmで、左側が厚さ200mmに両側から50mmの欠き込みが入っており、そこに両側から嵌め込む形で1つのフレームとしている。角材は全て1800mmでできており、地面に埋め込む形で固定する。18本のフレームを覆うように透過性のある布で覆う。
              座面構成では、右側の厚さ100mmのフレームに対しG.L.+500mmの位置に30×30mmの穴を開け、500×500mmの座面を差し込んで固定する。
              [CAD設計データ:おぼろげな境界線]
          Add Card Order

          References

            Usages

              Project comments